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機体リスト
黄金勇者ゴルドラン

共收録 20 台の機体。
  • グレートゴルドラン

    • Height26.2 m
    • Weight88.2 t

    ゴルドラン、空影、レオンカイザーの3体が「黄金獣合体」することで完成する、金色の超巨大勇者。合体にはタクヤ、カズキ、ダイの3人の心を一つにする必要があり、デスギャリガンの攻撃を前に死を覚悟した3人の諦めの心が1つになったことで、初めて合体が可能となった。以降は、ごく一部の例外を除き、3人が冒険アイテムを同時に掲げ命令することで合体する。

    この合体によって誕生した最強の勇者は、全ての面でパワーアップを果たし、作中でも無敗に近い戦績を誇る。基本的に各合体前と同様に自律行動を行うが、第47話ではタクヤたちを内部に乗せ、サイバーデスギャリガンへの突入を敢行したこともある。

     

  • 黄金剣士ドラン

    • Height10 m
    • Weight12.2 t

    黄金のスポーツカーから変形する紺色の勇者。一人称は「私」で、口癖は物事を了解する際の「心得た!」。ソースカ平原の巨大地上絵「サッサ・ト・アッチ・イケ」がヒントとなり、日本の石ノ輪山遺跡の土の中でパワーストーンの姿で眠っているところをタクヤたちが発見。ワルターとの争奪戦の末、タクヤたちの手によって復活し、作中で最初に登場した勇者となった。

    礼儀正しく好青年然とした性格で、レジェンドラの勇者の中でもリーダー格として位置づけられている。一方で、その人柄ゆえに、自由奔放なタクヤたちの行動には頭を痛める苦労人でもあるが、数々の旅を通じて主従関係を超えた友情で結ばれ、彼らを誇りに思うようになる。物語後半の宇宙編では、あるアクシデントから訪れた惑星に住むマリアとの間にロボットの4つ子をもうけ、シリーズ初の妻子持ち勇者となる。タクヤたちからは「パパドラン」と呼ばれ、完全にマリアの尻に敷かれ情けない姿を見せるが、それでも家族を大切にしている。後年制作されたゲーム『ブレイブサーガ2』でも、6体家族の父親として登場する。

    武器としては、ロボット形態で左腰に携える愛刀「竜牙剣」を装備し、剣術を得意としている。また、刀身に雷を集めて上段から敵を切り裂く必殺技「稲妻斬り」を持つ。背中には噴射口が備わっており、ホバリングで敵の周囲を飛び回ることができるが、他の勇者と異なり、空中戦に対応できるほどの推力は持っていない。

  • 黄金竜ゴルゴン

    • Height18.6 m
    • Weight25.6 t
    • Pilot黃金竜ゴルゴン

    ドランのパートナーである黄金竜。ドランの覚醒に先んじて、レジェンドラの石版に記されたストーンサークルから目覚めた。地球上では、ドランの呼びかけに応じて落雷によって生じる地割れの中から登場していたが、宇宙へ飛び立ってからはドランの胸部から放たれた光によって召喚されるようになる。独自の意思を持ち、単独で行動することもある。

    第27話では、ドランの危機を察知し、自分の意思で地中から飛び出すも、ワルドランに強制合体され、ダークゴルドランと化してしまう。しかし、その魂はドランのもとへ赴き、ドランと力を合わせることでダークゴルドランを撃破し、元に戻ることができた。

  • 黄金勇者ゴルドラン

    • Height20 m
    • Weight37.8 t

    ドランとゴルゴンが「黄金合体」することで完成する、金色の巨大勇者。合体の際には、ゴルゴンがボディの大部分を構成し、ドランが変形して胸部のコアとして収まる。

    全身に様々な火器を備えており、攻撃力は合体前に比べて大幅に向上している。しかし、これらの火器はあくまで補助的なものであり、合体前と同様に得意の剣術を活かした戦闘スタイルが基本となる。

    また、地球上では単独での飛行能力はなく、ホバー移動に留まる点は合体前と同じであるが、物語後半で地球以外の惑星で活動する際には、他の勇者たちと同様に単独で飛行する場面も見られた。

     

  • 黄金忍者空影

    • Height10.2 m
    • Weight10.5 t

    黄金の鳥から変形する臙脂色の勇者。一人称は「拙者」。パワーストーンはヨールー王の城に安置されていた聖杯の装飾とされ、「○」をヒントに所在を突き止めたタクヤたちの手によって6番目に蘇った。

    黄金忍者というだけあり、外見は非常に派手で、隠密行動に適しているとは思えないデザインだが、孤独を好む一匹狼的な気質を持ち、突然現れては良いところをさらっていくことが多い。第20話では、分身したワルキオンの実体を勘だけで見破るという荒業も披露した。各種センサーは漢数字で表示され、識別名もユニークなものとなっている。

  • スカイゴルドラン

    • Height20 m
    • Weight48.3 t

    ゴルドランと空影が「大空合体」することで完成する強化形態。合体の際には、空影が変形したウイングがゴルドランの背面に装着され、合体前にはなかった自在な飛行能力が付与される。

    この合体が可能であることはゴルドラン自身も知らず、タクヤたちが人質に取られ窮地に陥った際、加勢に入った空影の導きで初めて実現したものである。合体形態の命名も空影が行った。

  • 黄金将軍レオン

    • Height10 m
    • Weight11.7 t

    黄金のジェット機から変形する橙色の勇者。一人称は「私」。パワーストーンはベバルの塔の最上部に安置されており、□(四角)をヒントに所在を突き止めたタクヤたちによって8番目に復活した。復活と前後してドランたちがパワーストーンに戻ってしまったため、彼らが復活するまではタクヤたちを主とする唯一の勇者となった。そのため、一時的にタクヤたちの移動手段としても活用され、コックピットにはドラン同様に3人分のシートが設けられている。

    殿様気質の持ち主で、悪気はないものの、主であるタクヤたちに対しても「主よ、苦しゅうない」と偉そうに指示を求めることがある。一方で、タクヤたちとワルターのパワーストーンをかけた鬼ごっこの最中、ワルターとの会話を通して彼の性根が悪人でないと見抜くなど、洞察力にも優れた面を持つ。

  • 黄金獣カイザー

    • Height16.2 m
    • Weight28.2 t

    レオンが召喚するライオン型黄金獣。額に備わった前立てが特徴。召喚の際には、レオンの胸部から光が放たれ、その後に実体化する形を取る。ゴルゴンと同様に意思を持ち、レオンの指示に基づいて行動する。

  • 黄金大将軍レオンカイザー

    • Height20.5 m
    • Weight39.3 t

    レオンとカイザーが「獣王合体」することで完成する金色の巨大勇者。ゴルドランとは異なり、単体での飛行能力をデフォルトで有しており、そのパワーもスカイゴルドランを凌駕する。

  • 空の騎士ジェットシルバー

    • Height10.1 m
    • Weight12.5 t

    ジェット戦闘機から変形する銀と赤の勇者で、白銀騎士団のリーダー格でもある。一人称は「私」。生真面目な優等生気質の持ち主で、戦闘では優れたテクニックを発揮する。

    パワーストーンは、サボンナ王国のジャングルにある星状隕石跡地から発掘され、秘宝として国王の手元で保管されていた。「☆」をヒントに所在を突き止めた後、ライオンに飲み込まれるなどのアクシデントを経て、タクヤたちの手によって3番目に復活を遂げた。

  • 星の騎士スターシルバー

    • Height10.2 m
    • Weight14.5 t

    パトカーから変形する銀と青の勇者。一人称は「俺」。明るく陽気な性格で、勇者たちの中でもムードメーカー的な役割を果たす。戦闘においてはスピードに優れた面が強調されている。

    パワーストーンは、アメリコーンの古代太陽神を祀ったチャリオットレースの流れを汲むカーレース会場にて、そのトロフィーの装飾として存在していた。太陽に似た図形(☀)をヒントに在り処を突き止めたタクヤたちもレースに参加し、途中でワルターに奪われるものの、半ば自滅に近い形で入手に成功し、4番目に復活を遂げた。

  • 大地の騎士ドリルシルバー

    • Height10 m
    • Weight17.2 t

    ドリルタンクから変形する銀と緑の勇者。一人称は「自分」。質実剛健で頑固者であり、語尾に「〜であります」と付けるのが特徴。戦闘では優れたパワーを発揮する。

    パワーストーンは、ジャポネシアの家宝である髪飾りに付けられたギヤマンの玉として伝わっており、将軍家令嬢の菊姫が所持していた。富士山に似た図形をヒントに在り処を突き止め、一時質流れになるなどの紆余曲折を経て、5番目に復活した。彼自身は次なるパワーストーンのヒントとなる図形を覚えておらず、それが示されるのはシルバリオンへの合体成功まで待つこととなった。

  • 白銀合体・シルバリオン

    • Height20.3 m
    • Weight44.2 t
    • Pilotシルバリオン

    ジェットシルバー、スターシルバー、ドリルシルバーの3体が「白銀合体」することで完成する、銀色の巨大勇者。合体の際には、ジェットシルバーが胸部、スターシルバーが頭部・両腕、ドリルシルバーが下半身をそれぞれ構成する。一人称はジェットシルバー同様に「私」で、単独での飛行能力も備えている。

    復活当初、白銀騎士団はいずれも合体に関する記憶を忘却または封印された状態にあり、そのため、彼らが合体可能であるという情報を先に得ていたワルター側によって窮地に追い込まれてしまう。しかし、その状況下で切迫した事情からワルター自身が合体の事実をタクヤたちに伝えざるを得なくなり、それが記憶の回復と合体成功に繋がったという経緯を持つ。

  • 炎の騎士ファイヤーシルバー

    • Height10.1 m
    • Weight11.3 t

    救急車から変形する銀と白の勇者。一人称は「僕」。白銀騎士団としては例外的に、飛び道具を主体とした戦闘スタイルを持ち、これを高速移動と組み合わせた戦法を得意とする。性格は他の3体と比べるとやや幼さが目立ち、アメリカン口調で喋る気障な面も見られる。

    パワーストーンは、古代アジアとヨーロッパを繋いだクロスロードを基準に作られた「オリエンゾ急行」の路線が交差する地点から出土し、後に「炎の指輪」として富豪カネアリーノが所蔵していた。タクヤたちは「✕」というヒントを元に、美術館へ寄贈予定であった指輪の輸送列車へと潜入し、ワルターの襲撃などのアクシデントを経て無事に復活させることに成功。7番目の勇者として戦列に加わった。

  • 超白銀合体・ゴッドシルバリオン

    • Height23.5 m
    • Weight55.5 t

    シルバリオンとファイヤーシルバーが「超白銀(ちょうシルバー)合体」することで完成する銀色の巨大勇者。合体の際には、分離したファイヤーシルバーが胸部装甲、バックパック、両脚を構成し、それらがシルバリオンへと装着されるという形を取る。

    シルバリオンと同様に、白銀騎士団が持つ合体に関する記憶は曖昧な状態であったが、作中では初登場回の冒頭にてタクヤの思い付きによって合体を試み、あっさりと成功する経緯が描かれている。それに伴い、ファイヤーシルバーが忘れていた次のヒントの記憶も蘇った。

  • 鋼鉄武装アドベンジャー

    • Height20.1 m
    • Weight38.2 t

    蒸気機関車から変形する黒い勇者。一人称は状況によって「私」と「俺」を使い分ける。パワーストーンは他の勇者たちと異なり青色で、アジプト・スミインクスのピラミッド内部に隠されていたところを、「△」のヒントから在り処を突き止めたタクヤたちによって確保され、2番目に復活した。

    寡黙ながらも勇猛果敢な軍人タイプの性格で、怒ると頭部の煙突から蒸気を噴出する。普段はタクヤたちの隠れ家でもある難破船の中に潜み、パワーストーン探索の際には彼らや他の勇者たちを乗せて目的地まで移送するなど、戦闘だけでなく冒険の旅においても縁の下の力持ちとして重要な役割を担っている。

    単体でも合体勇者並みのパワーと巨躯を備えており、当初は徒手空拳での戦いを主としていたが、これは記憶封印による影響で自分のパワーポテンシャルを忘れていたためである。第11話でタクヤが戦闘中に負傷したことによる怒りをきっかけに、全身の火器を開放するフルアーマーモードへの変形が可能となった。また、変形前後を通じて単独での飛行能力も備えており、ビークル形態では車体後部にドランを、付属する貨車に他の勇者たちを搭載することもできる。

  • 海賊戦艦キャプテンシャーク

    • Height20.7 m
    • Weight68.3 t

    サメ型宇宙戦艦から変形する青い勇者。一人称は「俺様」。自ら宇宙海賊を称し、主であるイーターを「船長」と呼ぶ。初登場回での名乗りを含め、豪快な一挙手一投足が目立つ一方で、合理的かつ理知的な面も備えており、主にボケ役に回るイーターに対してツッコミを入れるなど、彼に対してノリの良い反応を示すことも多い。

    パワーストーンは金色で、地球ではなく月面に隠されていた。キャプテンシャークは、他の8体の勇者すべてが悪人の手に渡るという最悪の事態を想定して用意された、いわば安全装置の役割を担っていた。そのため、パワーストーンの発見に繋がるヒントや、その存在にまつわる記憶は他の勇者たちにはなく、彼らがキャプテンシャークと初めて遭遇した際には、未知の存在として認識された。作中での復活の経緯も、ワルターが月面へ飛ばされたことがきっかけとなり、ほとんど想定外の形での出来事であったが、復活直後からワルターとは意気投合し、彼の意を汲んでタクヤたちの旅を助けるべく行動することとなる。

    キャプテンシャークは、アドベンジャーと同様に単体で合体ロボ並みの巨躯を有し、他の勇者たちが苦戦する敵も難なく圧倒するほどのずば抜けた戦闘能力を持つ。さらに、敵からの集中砲火を受けても涼しい顔をしており、内部にいるシャランラやカーネルにも外の状況が気取られないなど、耐久力も非常に高い。ロボット形態の右目は、アイパッチを模したゴーグルに覆われており、必殺技を繰り出す際にはターゲットスコープとしても機能する。また、艦底から履帯を展開することで、地上走行に対応した第3の形態・バトルタンクモードにも変形できる。

  • カスタムギア

    物語前半における量産型戦闘兵器。これをベースに局地戦に特化したカスタム機が登場する。ワルターがシリアスから逃れる際に搭乗したのを最後に、その座を後継機のエクセルギアへと譲った。

  • ザゾリガン

    • Height200 m
    • Pilotワルター・ワルザック

    サソリの形をした赤い巨大飛行戦艦。物語当初のワルターの旗艦であり、艦内にはカスタムギアなどが多数搭載されている。

    第11話にて、漫画『無敵ロボ・サイキョウダー』にヒントを得たワルターの発案により、巨大ロボット形態への変形機構が追加される改造が施された。勇者たちと2度にわたる対決を繰り広げ、初戦ではフルアーマーモードのアドベンジャーに敗北するものの、次戦ではその攻撃を凌ぎ切り、全高200mにも及ぶ圧倒的な体格差と攻撃力で勇者たちを大いに苦しめる。しかし、ワルターが操縦に使用していたヘルメット型端末がタクヤたちの破壊工作により影響を受け、錯乱状態に陥ったことで機体自体も暴走してしまう。最終的には、アドベンジャーが放ったギャラクティカバスターによって装甲に風穴を開けられ、そのまま止めを刺される結果となった。

    内部に取り残されていたタクヤたちは、ビークルモードのドランが風穴から突入し、間一髪のところで脱出に成功している。

  • ウサリンMKⅡ

    • Pilotシャランラ・シースルー

    シャランラの愛機。見た目は可愛らしいウサギ人形そのものだが、身長は合体勇者並みで、機体の剛性や出力、運動性能も非常に高い。

    作中では、カーネル率いるカスタムギア軍団を難なく壊滅させるだけでなく、ゴルドランとも互角以上の戦いを繰り広げるなど、見た目とは裏腹に反則級の実力を発揮し、後にはシリアスからも「すばらしい」と言わしめるほどの戦歴を記録している。

    武器としては、巨大なピコピコハンマーと、左手に持った籠から飛び出す人参型の遠隔攻撃端末「キャロビット」を使用。コックピットは頭部にあり、緊急脱出装置としても機能する。

    『ブレイブサーガ2』では味方として登場し、ガオガイガーのゴルディオンハンマーを奪い取って自身が使用する「ゴルディオンピコピコハンマー」という、作品の枠を越えたコンビネーション技を披露した。