ファイヤーダグオンとパワーダグオンが超火炎合体することで完成する赤い巨大ロボ。合体の際には、ダグベースから照射される超火炎合体光波を浴びた後、パワーダグオンとファイヤージャンボがまず背中合わせに合体し、その状態からファイヤージャンボが変形。分離したパワーダグオンが背面・前腕・両足・胸部・頭部の強化パーツとしてファイヤーダグオンに装着され、合体が完了する。また、合体時にはパワーダグオン内に格納されていたダグファイヤーもファイヤーダグオン側へと移動し、ファイヤーラダーとレスキューの2台も脚部内に収納される。
スーパーファイヤーダグオンは無限大のパワーを秘めた作中最強の勇者であり、融合しているエンがその力を引き出せば引き出すほど凄まじい力を発揮できる。しかし、その力を使う際にはエンに著しい体力の消耗を強いるため、戦闘終了後には彼が疲労で意識を失うという難点がある。そのため、スーパーファイヤーダグオンは、作中では最後の切り札として使用されることが多く、登場回数も限られている。特に、第41話で初登場し、その後の戦闘ではゼルマーやマドーといった強敵に対し、圧倒的な勝利を収めている。
一方、最後の合体となったジェノサイド戦では、地球と融合しつつあったジェノサイドを引き離すべく、依代とされていたファイヤーダグオンを巻き込んで強制合体するという特殊なパターンとなった。決着は精神世界でのエンとジェノサイドの戦いによってつけられ、機体が自壊しながら大気圏に突入、離脱時の負荷によりジェノサイドもろとも爆発四散する形で終幕を迎えた。