記憶を失ったガンダム族の騎士。偶然フラウ姫を助けたことをきっかけに、伝説の勇者と同じ名を持つことからサタンガンダム討伐を任される。三種の神器を手に入れて魔王を打ち倒し、王国を救ったのち、伝説の巨人討伐や数々の修行を経て、レビル王から「バーサル騎士」の称号を授かる。
その正体は、スペリオルドラゴンを構成する善の半身であり、かつて武者頑駄無真悪参が落雷によって異世界へ飛ばされ、記憶を失った姿でもある。性格は穏やかで正義感が強く、仲間思い。酒に弱い一方で、時折、失われた過去(真悪参だった頃)の断片的な記憶に苦しむこともある。
初期のHPは500だったが、三種の神器と石板の力を得て1万まで成長。しかしブラックドラゴンとの戦いで炎の剣を失い、伝説の巨人との戦い時にはHP800まで低下。その後、修行を重ねバーサル騎士ガンダムとなった時点ではHP2000に回復している。
一部のゲーム作品では、バーサルナイトの装備はラクロア王国に伝わる伝説の武具として描かれ、レビル王から授けられた設定となっている。一方、横井孝二の漫画版や近年のカードダスでは、ファントムサザビーとの激闘で壊れた力の盾と霞の鎧を鍛冶師テムが打ち直した結果、生まれた装備とされている。
騎士ガンダムが身にまとう三種の神器のひとつ「霞の鎧」はMAエルメスを意匠に持ち、バーサル騎士ガンダムの肩装甲や電磁ランスはスーパーガンダムをモチーフにデザインされている。カードダスでは三種の神器をすべて装備した姿は描かれない。なお、「バーサル」という称号は原作世界「宇宙世紀(Universal Century)」に由来する。
本キャラクターは『騎士ガンダム』誕生以前、SDV(SDバリエーション)企画の中で設定された存在で、ガンダムMk-IIIをベースにデザインされており、「武者Mk-III」の別称も存在した。また、当初からケンタウロス形態への変化設定も文字資料の段階で構想されていた。