主人公・三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送任務、そしてアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いを経て一躍名を馳せる存在となった。この戦いでギャラルホルンの腐敗が明らかになったことで、世界は少しずつながら確実に変わり始めていた。
鉄華団は、アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権を背景に、テイワズの直系組織として発展。資金面も潤い、入団希望者も増加し、ついには地球にも支部を構えるまでに成長する。
一方、地球への旅を通じて世界の現状を目の当たりにしたクーデリアは、アドモス商会を設立。現実的かつ実務的な立場から、火星の経済的独立を目指して動き始める。
しかし、彼らの台頭を快く思わない勢力も少なくなかった。アドモス商会が進めるハーフメタル採掘場の視察に際し、その護衛を任された鉄華団団長オルガ・イツカは、新たな敵の襲撃を察知。オルガの指揮のもと、鉄華団と三日月は、モビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に迎え撃つ。