- Height48.3 m
- Weight122.5 t
- Pilotトウマ・カノウ
型式番号:DGG-XAM3
「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン」(ダブルG、DGG)の3号機に画期的なマン・マシン・インターフェイス「システムLIOH」を搭載した機体。接近戦、格闘戦を得意とし、その蹴撃は強力。また、システムLIOHは搭乗パイロットの特性を学び、その潜在能力を引き出すものであり、戦闘用のOSであると同時に兵員養成システムでもある。なお、開発者のカオル・トオミネ博士の遺志により、DGGシリーズ3号機としての承認は受けていない。
戦乱の中で偶然居合わせたトウマ・カノウが運用することになり、彼の熱心な努力により雷鳳を超えた機体「大雷鳳」へと強化される。
『電撃ホビーマガジン』の連載企画によると、ダブルGの3号機は元々忍者ロボとして開発された機体であるため、本機にも腕に鎖かたびら状のモールドが施されている。また、赤いマフラーは蹴り技主体の機体であることから取り付けられたことが明かされており、仮面ライダーをモチーフにしたことが示唆されている。そのモチーフデザインは『第2次スーパーロボット大戦OG』でジンライとして登場しており、こちらは武装からして本格的に忍者になっている。それを改修した本機もまた忍者的な動きに近くなっている。一方で、トウマの戦闘スタイルである「カラテ」や「仮面ライダー」のイメージからは遠ざかるため、『第3次α』版の戦闘アニメと好みが分かれるかもしれない。
アウセンザイター同様、誤記の多い機体。読み方が「らいおう」なので雷凰と書かれる事もあるが、正しくは雷鳳である。これは「鳳」が雄、「凰」が雌を表すため、『第2次OG』において機体名を決める際にトウマが「システムLIOH機体だからライオウ、雷の鳳凰の"凰"で雷凰」と提案したものの、ミナキにその点を突っ込まれて雷鳳となったシーンがある。