- Height35.3 m
- Weight188.1 t
- Pilotドゥバン・オーグ
型式番号:RRR-X7
オヅヌ博士によってフリッケライ・ガイスト以前に開発された機体。名称はドイツ語で『全ての亡霊』を意味する。
パーツの関係で汎用型の能力を備えることとなったフリッケライに対し、こちらはガイストシリーズ本来の仕様どおりに設計されたため、大型で特機に近い性能を有する。
アレス単独では「強力な機動兵器」の枠を出ないが、エネルギーや事象の流れを観測・コントロールできるドゥバン・オーグが乗ることで、上限はあるものの機体周囲のエネルギーを自在に制御することが可能。さらにこれの応用で空間跳躍能力も備えており、鈍重な巨体にも関わらず神出鬼没でフットワークの軽い行動が出来る。
最終戦では、自分の能力が不完全と自覚したドゥバンが、「不完全であるという事は、自分は未完成であり、ならば成長することも出来るはず。それはアレスも同じであるはずだ」と考え、機体崩壊の危険を伴いつつも無理な巨大化をさせるという賭けに出た。
『第2次OG』ではファウ・ケルンがイェッツトを転用したコアであることが判明。フリッケライと違い完全であるが、それゆえに機体ごとドゥバンもイェッツト化する恐れがあった。ドゥバン本人はイデアラントの宿命から脱するため、アインスト・アルフィミィをペルゼインごと取り込み、アレスを活性化させる。ノーマルならばそのまま行方不明だが、ハードルート60話「ラスト・クライ」では決着。
鋼龍戦隊に敗れた後、クロスゲートからエネルギーを取り込んでさらなる進化を遂げようとしたが、そんな膨大なエネルギーを制御できるはずもなく暴走。アルフィミィにも脱出された挙句、ガルベルスに取り込まれてAI1の進化の糧とされてしまった。
限界を超越しようとするドゥバンの意志に呼応し、強引に自らを変貌させた「エントリヒ・ガイスト」へ進化する。