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ヴァルシオン改・タイプCF

ヴァルシオン改・タイプCF
  • Height58 m
  • Weight64 t
  • Pilot【OGs→OG外伝】ロレンツォ・ディ・モンテニャッコ → ヴィルヘルム・V・ユルゲン → ラミア・ラヴレス 【OG2nd、OGDP】カークス軍兵, オレグ・ナザロフ

正式量産型のヴァルシオン改の一機を宙間戦闘用に改良した機体。西洋甲冑のイメージがある「究極ロボ」ヴァルシオンのイメージとはほど遠い、兵器として現実的なフォルムを持つ。装甲を強化、背部に内蔵されたフレキシブルアームを宙間用スラスターに改装し、アポジモーターなども追加。宙間用ながらも大気圏内の運用も可能。また、ヴァルシオンの兵器の一つ「クロスマッシャー」を、両腕の集束装置を用いて胸部から発射する仕様に変更し、威力の底上げを図った。また、元祖ヴァルシオンの必殺兵器「メガ・グラビトンウェーブ」も装備している。その代わり近接武器の「ディバイン・アーム」が排除されたため、射撃専用に特化した機体ともなった。

北米のラングレー基地近辺に保管されていたものを、ロレンツォ・ディ・モンテニャッコが奪取。一度は彼が操縦したが、スカルヘッドに赴いた際にはヴィルヘルム・V・ユルゲンに譲渡。ユルゲンによりODEシステムのマスターコアが搭載された。ロレンツォから銃撃され瀕死の身になったユルゲンが命を繋ぎ止めるためにこの機体に乗り込んだが、何かの変調によりユルゲンはODEシステムのマスターコアと同調して、システムそのものと化した。

バルトール事件の際には、事実上のバルトールらODEシステムのマスターコアとしての働きであったが、キョウスケ・ナンブらの手で一時はユルゲン共々追い詰められるものの、事件の黒幕たるデュミナスがユルゲンを殺害。残された機体はデュミナスによって修復され、新たにシステムのコアとしてラミア・ラヴレスが組み込まれた。ラミア自身もシステムに取り込まれたまま、デュミナスに洗脳されて再びキョウスケの前に立ちふさがる。そして、デュミナスの謀略により、自爆装置「コードATA」によってキョウスケらを一手に葬ろうとする。だが、それを看破したアクセル・アルマーによりコアとなったラミアは救出され、同時にこのヴァルシオンも破壊された。

上述の機体とは別にいくらか生産されていたようであり、そのうち少なくとも2機が地上人召喚事件に巻き込まれてラ・ギアスに召喚。カークス軍の手で修復されて1機はエウリードと共にヒリュウ改の前に立ち塞がり、もう1機はシュウを屈服させるべくオレグが搭乗したが、いずれも撃破されている。なお、カークス軍においてこの機体を量産する計画があり、おそらくその時取ったデータが非合法なルートを経てアルメラ共和国のイルゼノン社に渡ったと思われる。イルゼノン社はこのデータを元にヴァルシオーガを開発している。

ちなみに宙間戦闘用に改良した機体でありながら、自軍とはほとんどの場面で地上で戦っていたりする。OG外伝でもスカルヘッド内等施設内での戦いで、宇宙空間での戦闘はなかった。

 

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