- Height50 m
- Weight280 t
- Pilotイルムガルト・カザハラ
この機体は、極東支部に送られたグルンガスト壱式の2機のうちの1機を、SRX計画の一環としてロバート・H・オオミヤ博士が強化改造したものです。カラーリングは黒に変更され、通称「ブラック」と呼ばれています。この機体は、グルンガスト弐式のプロトタイプに当たるものであり、形状もほぼ同じです。また、開発中のグルンガスト参式のベースとなる機体でもあります。
機体の強度を確保するために変形機構はオミットされており、その代わりにグラビコン・システムを搭載しています。このシステムにより、重力障壁「G・テリトリー」を展開したり、反重力を発生させて空中浮遊が可能となっています。
『α』の「ロボット大図鑑」では、トロニウムエンジンを搭載しているとされていますが、本編ではその扱いが不明で、5つのトロニウムエンジンの用途には名前が挙がっていません。そのため、開発中に設定が変更された可能性も考えられます。ただし、トロニウムエンジン自体は「トロニウムを触媒にして爆発的な出力を発揮する核融合炉」として設定されているため、トロニウムエンジンを搭載しているだけであれば矛盾はしません。
リアル系主人公の場合、SRX計画のテストパイロットであるイルムガルト・カザハラがこの機体を奪取し、使用する展開となっています。