
- Height24.1 m
- Weight60.4 t
- Pilotヨウタ・ヒイラギ, ユキ・ヒイラギ
スーパーロボット大戦に参戦する作品
悪に敢然と立ち向かう、自意識を持ったスーパーロボット。
過去の記憶を失っており、覚えているのは「別の世界からやってくる悪と戦う事」「ユキを守らねばならないこと」など数少ない。しかし、単独での戦闘能力を失っており、ファルセイバー自身の意志で攻撃を行うことは出来ない。それをカバーするため、攻撃のイメージを伝達し、ファルセイバーの力を物理的な現象として表出させる「融合者」が必要になる。
融合者は他の機動兵器でいうパイロットに当たる存在だが、操縦するのではなくファルセイバーの体に動作や攻撃のイメージを伝達し、その通りに動かす、いわば脳に近い役割。ファルセイバー自身の意志もある程度反映されるため、融合者が未熟な場合は回避などのフォローを行うことができる。ただし、融合者にはファルセイバーにイメージを伝達するための「適性」が必要になり、これが低い場合は融合者側の消耗が大きくなってしまう。なお、融合者側の自己研鑽や成長などで適性を補うことは可能。
性格は真面目で、特に機械然としたところはない。また、面倒見が良く、子供達だけでなくヨウタやユキの保護者的な一面を垣間見せることも。ただし、自らの使命が特に関わってくる場面では合理的な判断を優先することもある。
ユキの持っている「運命の石」と繋がっており、石を通して話すことが可能。なお、感覚もつながっているのか、石を磨くとくすぐったくて笑ってしまう。
その正体は、かつて勃発した「異世界大戦」を終結させるため、起点となった「始まりの地」を中心に展開された次元隔離結界「境界」の管理者兼守護者として生み出された機械生命体「次元の守人」。現在は3万年前のミケーネ帝国との戦いで大ダメージを負い、その結果力の源である「至宝」のうち3つを失った不完全な状態である。
そのため、弱体化前のフルパワーを発揮する場合、融合者と完全に心を一つにする必要があるが、引き出された力にファルセイバーが耐えられず実体を維持できなくなる上、融合者と完全に合一する都合上融合者側も道連れで死亡する。デストルークの先遣隊を退けた際にはマコトは反動で死亡、ファルセイバー自身も長期の休眠を余儀なくされた。その後、オービットベースでのバルギアスとの戦いではヨウタ、ユキと完全合一することで無理矢理に「エリアルフェアスパーク」を放ち退けたが、二人を守るために全ての反動を引き受けたことで意志総体が消失、「運命の石」も砕けて事実上死亡してしまった。
機体そのものは機能を停止したままディーヴァの格納庫に保管されていたが、GAILの一件でオウストラル島にBXが出向いた際、島の遺跡に変化していた「生命の至宝」がESウインドウを通して太古の時代に飛ばされていた超竜神の意志を受けて覚醒、その力によって復活。さらに、居合わせたブルーヴィクターと合体することで、本来の姿であるグリッターファルセイバーへと戻り、四つの意志を統合した更なる力を発揮することとなる。
そして、バードス島での復活したミケーネとの戦いの中で「記憶の至宝」が覚醒したことで完全復活を遂げた。
ゲーム版や公式イラストでは非常にわかりにくくなっているが、目には瞳も存在している。