
- WorkマクロスF
- Height14.43 m
- Weight12.08 t
- Pilotブレラ・スターン
第21次新マクロス級超長距離移民船団「マクロス・ギャラクシー」内にある可変戦闘機開発工廠「ガルド・ワークス」によって、「YF-24 エボリューション」をベースに開発された機体。西暦2057年12月11日に、空母カトマンズIIIで原型機の初飛行が行われた。第25次新マクロス級船団「マクロス・フロンティア」で採用された姉妹機「VF-25 メサイア」が堅実な設計で原型機の性能を踏襲しているのに対し、本機はギャラクシーの高度な技術を活かした野心的な改良が加えられている。
最大の特徴は、インプラント技術によって身体を機械化したサイボーグ兵士専用の機体であること。これにより、生身のパイロットでは不可能な高G機動が実現されている。ただし、脳などの生体部分を保護するため、VF-25と同等の慣性制御装置「IVC/GC 01γ」や共通規格のEX-ギア・システムがコクピットに搭載されている。
操縦系には、YF-21(後のVF-22)に使われたBDIシステムの改良型を採用し、パイロットの脳と機体のコンピュータを光学回路で接続することで、思考だけでの操縦が可能。登録された脳波を感知して遠隔操作の無人機としても運用できる。異常発生時のために手動操縦装置も搭載。コクピットは全周囲モニター化されており、外部映像は光学センサーから得る。必要に応じてキャノピーを透過型に換装し、生身のパイロットでも操縦できる。バトロイド形態時の頭部カメラは横二段式のゴーグル型。
動力には、小型軽量なステージII熱核反応タービンエンジン「FF-3011/C」を両脚と主翼中間部に計4基搭載。単基の出力ではVF-25のエンジンに劣るものの、合計推力は5,500kN以上と非常に高い。脚部には三次元式のベクタードノズル、主翼側には全周式ノズルを採用し、高度な機動性を発揮。巡航時には脚部のエンジン2基のみを使用する。主翼は中翼と外翼に分かれており、冷却システムとしても機能する構造となっている。
ギャラクシー船団はこの機体の技術を新統合軍に開示しておらず、軍も正式な配備機とは認めていないため、2059年時点では試作機「YF-27」として扱われている。
這架機體是由第21次新馬克羅斯級超長距離移民船團「馬克羅斯‧銀河」內的可變戰鬥機開發工廠「Guld Works(加爾德工坊)」以「YF-24 Evolution」為基礎所開發的。原型機於西元2057年12月11日,在航空母艦「加德滿都III」上完成首次試飛。相較於被第25次新馬克羅斯級移民船團「馬克羅斯‧F(Frontier)」採用、以穩健設計繼承原型性能的姊妹機「VF-25 Messiah」,這架機體則是活用了銀河船團的先進技術,進行了更加大膽的革新與強化。
本機最大特色在於,專為透過植入技術機械化身體的改造人(賽博格)兵士所設計。這樣的設計使得機體能執行一般人類駕駛員無法承受的高G力機動。不過為了保護駕駛員的大腦等生物器官,駕駛艙內仍搭載了與VF-25相同等級的慣性控制裝置「IVC/GC 01γ」與共通規格的EX-Gear系統。
在操作系統方面,本機採用了改良型BDI系統,這是YF-21(後來的VF-22)所使用技術的升級版。此系統透過光學電路將駕駛員的大腦與機體電腦連接,使得只需靠思考就能進行操作。註冊過的腦波也能用來遠端操控無人機運用。此外,也備有異常狀況時可使用的手動操作系統。駕駛艙為全方位顯示器設計,透過光學感測器取得外部影像。必要時也可更換為透明座艙罩,讓一般人類駕駛員操作。機體在變形成人型(Battroid)時,頭部攝影機採用橫向雙層式護目鏡設計。
在動力系統方面,機體左右腳部與主翼中段共裝有四具小型輕量化的第二階段熱核反應渦輪引擎「FF-3011/C」。雖然單具輸出略遜於VF-25所使用的引擎,但總推力超過5,500kN,擁有極高的推進力。腳部搭載三維向量噴嘴,主翼側則採用全向式噴嘴,展現出優異的機動性能。一般巡航時,僅使用腳部的兩具引擎。主翼結構分為中翼與外翼兩部分,兼具冷卻系統的功能。
值得一提的是,銀河船團並未將此機體的技術公開給新統合軍,因此軍方也未將其列為正式配備機種。截至2059年,本機仍被當作試作機「YF-27」進行測試與評估。