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マクロス・クォーター

マクロス・クォーター
  • WorkマクロスF
  • Height270 m
  • Weight165000 t
  • Pilotジェフリー・ワイルダー

S.M.Sの旗艦を務める可変ステルス攻撃宇宙空母。「クォーター(4分の1)」の名の通り、全長は402メートルと、従来のマクロス級の約4分の1のサイズで、アームド級宇宙空母に近い。小型ながらも高出力の反応炉エンジンとバスターキャノンを搭載しており、優れた機動力と火力を誇る。コンパクトな艦体を活かした高機動運用が可能で、従来型や新マクロス級とは異なる戦術的運用が特徴。

艦体は「センター・ハル」を中核に、左舷の空母「ARMD-L」、右舷のガンシップ「ARMD-R」、後方左右の移動砲台艦「BASTER-L」と「BASTER-R」の5隻から構成され、それぞれが分離可能。各艦がフォールド航行や大気中・水中での運用も可能となっている。

マクロス艦の伝統を受け継ぎ、要塞艦型から人型の強攻型へと変形可能。右舷のガトリング式バスターキャノン、左舷の空母甲板は変形後にそれぞれ武器とシールドとして機能する。変形時には格納庫の機体が床に固定され、操舵士やオペレーターには立位でGに耐えるシートやベルトが装備される。変形後は高い格闘能力を持ち、人間に近い動作が可能。変形途中での回避行動や中間形態(ガウォーク形態)も存在する。

右腕のバスターキャノンは重量子反応砲として機能し、バジュラの空母を一撃で破壊する威力を持つ。また、ビームを連射する通常攻撃や、ピンポイントバリアを集中させて巨大なサーベル状の武器として使うことも可能。左腕の飛行甲板には最大80機の戦闘機やデストロイドを搭載でき、エネルギー転換装甲によってシールドとしての使用も可能。バスターキャノン発射時には甲板が背部へ移動する。

左腕先端のピンポイントバリアを用いた「マクロス・アタック」も可能で、第25話では、敵旗艦バトル・ギャラクシーに対し、VB-6 ケーニッヒモンスターが砲撃し、その後マクロス・クォーターがこの攻撃でガンシップを破壊。さらにバトル・フロンティアも右腕による同様の攻撃で撃沈する。この時、飛行甲板の側面ハッチからデストロイドが順にせり出して攻撃を行うことで、かつてのような敵機侵入のリスクが解消されている。

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