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山のバーストン

山のバーストン

『山』の称号を持つ八卦ロボ。パイロットは祇鎗。全高55メートル、重量600トン。ルラーンによると、全身に500発のミサイルを搭載している。背部には多連装ミサイルランチャーがあり、肩部にミサイルを格納。脚部には切り札として複数の核ミサイルが搭載されており、オムザックに対しては自爆攻撃による相打ちをちらつかせて牽制した。脚部装甲には迎撃対策としてミサイル(MIRV用デコイ弾頭相当)も配置されている。

手部にはビーム砲を装備しているが、これは主に牽制や自衛用であり、本来はディノディロスと同様、建造物破壊を目的とした機体で、対ロボット戦には向いていない。ホバー移動が可能なため、重量の割には地上での機動性も一定水準を保っている。

オムザックと共にゼオライマーへ挑むが、一矢報いることなくメイオウ攻撃によって消滅させられる。

この機体は巨大ロボット製作技術の検証機として最初に建造されたため、後の八卦ロボの原型となる存在であり、他の機体に比べ構造は簡素とされる。しかし、デザイン作業を担当した森木靖泰によれば、風のランスターこそがゼオライマーを除く全八卦ロボの原型であるとされている。

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