
- Workグレートマジンガー
- Height35 m
- Weight480 t
ミケーネ帝国の総司令官であり、七大将軍をまとめる存在。ミケーネ本土に居城を構えている。姿は甲冑をまとった武人のようで、胸から腹にかけて改造前の顔が残されている。
武器は腰に携える全長20メートルの大剣で、一振りするだけで強風を巻き起こす力を持つ。また、両目からは高熱の光線を放ち、口からは炎を吐く。マントは鋼鉄製で重く、敵にかぶせて動きを封じることも可能。
元々はアレス王国の鬼将軍だったが、闇の帝王との戦いに敗れた後、その武勇を評価されて戦闘獣として蘇り、忠誠を誓うようになった。古代ミケーネ王国を侵略した頃にはすでに戦闘獣となっており、当時は人間と同じ大きさであったと解釈されている。
正面からの戦いを好む性格であり、情報戦を重視するアルゴス長官ら諜報軍とはそりが合わないが、必要な時には協力を求める柔軟さも持つ。かつて罰を受けたユリシーザーとアンゴラスの赦免を闇の帝王に願い出るなど、温情ある一面も見せている。
物語の中盤では、部下たちの失敗に業を煮やして自ら作戦指揮をとり、ヤヌス侯爵の援護を受けながらグレートマジンガーとの一騎打ちに臨む。あと一歩まで追い詰めるも、油断から弱点である顔を貫かれ戦死。その壮絶な最期には、闇の帝王や七大将軍だけでなく、対立していた者たちや敵までもがその死を悼んだ。