
第7話で築地に上陸したアクアティリスが、陸上環境に適応して変態した姿が第1形態である。イグアナのような顔つきで、全体的に陸棲生物を思わせる姿となり、四肢は爬虫類に似た形状の脚へと進化し、四足歩行を行うようになった。この段階で、政府は南房総地方に伝わる伝承に基づき、この存在に「ゴジラ」という名称を付けた。
第8話では代々木公園で自衛隊の砲撃を受け、マイナス20度の可燃性ガス状物質を口から放出。それが砲撃の爆発により引火し、冷気が高温のガスへと変化、爆炎を誘発し周囲500メートルを焼き尽くす熱膨張を引き起こした。その際、自らも炎に包まれ、総質量を超える紅塵を放出しながら、硬質組織と溶解状態の混合で形成された炭化層の外殻に覆われた「蛹」のような姿となって活動を停止した。
体表は茶褐色で、頭部はより濃い褐色へと変わり、ツノの形状にも変化が見られる。
この形態は「アンフィビア」と呼ばれ、その名はラテン語で「両生類」を意味する。