Follow Us

メガトロン

メガトロン

地球ではワルサーP38に変形。変形後は射手を必要とし、主にサウンドウェーブやスタースクリームが担当する。名前は「100万倍」を意味する「mega」と「TRON」から由来する。

変形すると機動力がほとんどなくなり、スタースクリームの胴体にぶら下げられて移動する場面も見られた。

知力、体力、狡猾さを駆使し、荒くれ者揃いの軍事トランスフォーマー「デストロン」をまとめ上げ、宇宙支配の野望を推し進める。作戦立案、実行、兵器開発など、あらゆる分野に精通。目的は、テックスペックの座右の銘「圧制を通じての平和(Peace through tyranny)」からもわかるように、自由を封殺した上での平和創造である。

軍団の運営は軍事執行体制であり、不満分子も少なからず存在する。しかし、それすら許容する器の大きさを持ち、スタースクリームの度重なる裏切りにも命を奪うことはせず、降格させることすらしなかった。彼が行動不能になると、トリプルチェンジャーやビルドロンがリーダーに名乗りを上げたが、メガトロンは全員を叩きのめし、それでも裏切りを大目に見ている。

テックスペックでは弱点が不明とされ、サイバトロンにとっては手強い敵に見える。しかし、どんな磐石な計画もコンボイによって狂わされることが多く、これがメガトロン最大の弱点といえる。また、スタースクリームの忠告を軽視したり、彼の反逆を招いたりして失敗することも多い。作戦準備では慎重な一面を見せるが、成功が見えた途端に調子に乗り、途中で発覚した問題点をコンボイやスタースクリームに指摘されても軽視する傾向がある。

さらに、あらゆる分野に精通したリーダーであるため、デストロン兵士たちは戦闘や諜報以外の面でメガトロンに依存しがちであり、彼が不在になると何をしていいのかわからなくなるという問題を抱えている。絶対君主であるがゆえに、これが裏目に出ることも弱点の一つといえる。

歴代のデストロンリーダーの中では、利害の一致する局面でサイバトロンと手を組む場面が比較的多い。共通のピンチに直面した際には、拳銃形態の引き金をコンボイに託すこともあった。

関連機体