- Work模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG
- Height19 m
- Weight57.1 t
- Pilotイレイ・ハル
型式番号:GPB-X80-30F
第3話に登場するビギニングガンダムの強化形態。ヒノデが製作した多色成形ランナーパーツを組み込んだこの形態は、ビギニング本来の姿と言える。成形されたランナーは匿名でAXISに送られ、最終的にハルの手に渡ることになる。
最大の特徴は、全身に配置された赤と青のクリアパーツ、そして「ifs(イフス)ユニット」と呼ばれる特殊なパーツ。この「ifs」とは「i-field control system(Iフィールドコントロールシステム)」の略で、宇宙世紀のIフィールドとの関連性は不明確であるが、「仮定」の意味を込めて「if」も含まれている。このユニットによってフィールドの制御機能が向上し、機体の攻防能力が大幅に強化される。
新たに追加された武装として、強化型ビームライフルが装備され、さらにIフィールドを展開して防御力を高める「フィールドシールド(ビームシールド)」も搭載される。ビームサーベルは腰部に6基増備され、これらはIフィールドを媒介にすることで、ファンネルのように遠隔操作が可能となり、オールレンジ攻撃が可能な兵器として活躍する。ランナーには、推進時の噴射光を再現したクリアグリーンのエフェクトパーツも付属しており、バトル中には光の翼のように演出され、視覚的にもインパクトを与える。
ハル自身の製作技術の向上もあり、この強化形態でガンプラ選手権に挑戦。かつて敗北した相手、シャウアーのフォーエバーガンダムと互角の戦いを繰り広げ、成長を見せる。