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ヱクセリヲン

ヱクセリヲン

地球帝国宇宙軍第七艦隊に所属する第四世代航宙艦で、一等宇宙戦艦に分類される。2016年に「江計画」として建造が始まり、るくしおんの轟沈を受けて対宇宙怪獣戦を想定した大型艦として設計が変更され、2022年に進宙した。建造中の仮称は「111号艦」。船体は日本重化学工業企業共同体(G・M・W)が担当し、主機関である航宙用縮退炉はウェスチングハウス社が製造した。

船体は楔形のリフティングボディ構造を採用。マシーン兵器発進用の展開式カタパルト6基に加え、ガンバスター専用の第7ハッチを備えるなど、当初からトップ部隊の運用を前提に設計されている。また、各部に多数の武装を格納。艦内移動のために左右両舷には「ヱクセリヲン高速鉄道」と呼ばれる鉄道が敷設され、さらに元素転換技術を応用した高度なリサイクルシステムによって、恒星間航行中でも新鮮な寿司やスイカを供給できるなど、居住性も飛躍的に向上していた。

進宙後は第七艦隊旗艦としてペルセウス腕方面へ出撃し、宇宙怪獣の探索にあたったが、リーフ64会戦や火星沖会戦で艦隊は大きな損耗を受け、地球に帰還できたのは本艦とガンバスターのみだった。2032年に廃艦処分となったものの、同年8月15日に実施された太陽系絶対防衛線作戦でブラックホール爆弾として使用され、自沈。その際に発生したブラックホールは、『トップをねらえ2!』に登場するブラックホール・エグゼリオへと繋がっている。

なお、その高い汎用性から、後に結成された銀河中心殴りこみ艦隊には、ヱクセリヲン級の同型艦をはじめ、ツインヱクセリヲン級やスーパーヱクセリヲン級といった派生型が多数投入された。

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