人型のコアロボットで、ライジンオーへの合体時には胸部と腹部を構成する。元々は富士山の火口に封印されていた。
人型ならではの器用さや高い機動力を備え、アクション性を重視した設計となっており、パイロットである仁の優れた運動神経を活かし、2本のコントロールアームを用いたモーショントレースによって操縦される。頭部の目の奥にあるコックピットへは、シューターから胸部の搭乗口を経由して乗り込み、学校から発進する際には、普段は格納されている校庭地下から、変形した校庭中央の100m走レーンをカタパルトとして射出される。風防となっている目の部分は開閉可能だが、有視界戦闘が基本であるため、視界が遮られると戦闘に支障をきたす。
陸戦兵器であるため飛行能力や火器は搭載されていないが、パイロットの特性と操縦方式により、ロボットとは思えないほど軽快な動きが可能。戦闘では相手の顎に回し蹴りを放つ「龍尾脚」や「フライングキック」などの蹴り技を主に使用し、唯一にして最大の武器である「剣王ブレード」を用いた格闘戦も得意とする。通常、この剣は刀身を縮めて背部に収納されており、両刃剣としての剣戟はもちろん、距離を取っての投擲技「ブレードシュート」、相手の武器を受け止める防御など、様々な形で活用される。
戦闘以外でも、第39話ではある事情から酒の配達など仁の私用に使われ、マリアから顰蹙を買ったこともあった。