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機体リスト
大空魔竜ガイキング

共收録 3 台の機体。
  • ガイキング

    • Height50 m
    • Weight220 t
    • Pilotツワブキ・サンシロー

    パート3(大空魔竜の頭部)、パート1(上半身)、パート2(下半身)が合体して完成する戦闘用巨大ロボットである。身長は50メートル、重量は220トン。機体は超金属ゾルマニウム鋼で構成されており、磁力と原子力を組み合わせた混合装置により、空中ではマッハ3、地上では時速200キロ、水中では時速370キロで移動が可能。宇宙空間ではほぼ光速に迫る速度を出すこともできる。

    頭部には大型の角を備え、胴体部分は大空魔竜の頭部そのものを使用している。パート3に搭載された武装の多くは、大空魔竜形態のままでも使用可能である。パワー設定の具体的な数値は不明だが、ガイキング単体で大空魔竜を持ち上げて運搬できるほどの怪力を持っている。

    パイロットはツワブキ・サンシロー。機体には多彩な兵器が内蔵されているものの、敵である暗黒怪獣はガイキングや大空魔竜と同等、あるいはそれ以上のサイズを持つものが多く、強敵相手には苦戦することも少なくなかった。しかし、コンバット・フォースの中心的存在として活躍し、大空魔竜との連携技で数多くの強敵を打ち破っていった。

    第1話において大文字博士の説明では、パート3と1の合体(主に上半身)は手動で行う必要があるが、続くパート2(下半身)との合体は自動で行われる。発進の際は、まずパート1と2が射出され、その後サンシローが大空魔竜のメインブリッジから独立コクピットに乗り、パート3で出撃して合体する流れとなっている。物語後半では、合体が完了した際にサンシローが「ガイキング合体!」と叫ぶシーンが定番となっている。発進のナビゲーションとアナウンスはミドリが担当しており、第6話では戦闘後に合体を解除して帰還するという珍しい場面も描かれた。

  • 強化型ガイキング

    • Pilotツワブキ・サンシロー

    第23話で暗黒怪獣ムーンコンドルとの戦闘によって大破した後、大規模な改修を受けて復活したガイキング。改修後は四肢が太くなり、マスク部のスリットが削除され、両眼には縦縞のパターンが追加されるなど、外見にも大きな変化が見られる。

    性能面でも大幅に強化されており、パンチ力(特にカウンターパンチの破壊力)は従来の3倍、キック力は2倍にまで向上している。最大の特徴は、「フェイスオープン」の掛け声とともに頭部アーマーを展開して現れる超兵器「ヘッド」であり、その威力とデザインはまさに圧倒的。悪役を思わせるような威圧感のある外見に加え、凶悪とも言える強力な追加武装が多数搭載されている。

    新兵器の多くはフェイスオープン時に展開される頭部に集中しているが、従来通り「デスパーサイト」も引き続き使用可能である。また、展開された頭部アーマーは使い捨てではなく、戦闘終了後には再び装着されて機体に戻される。

  • 大空魔竜

    • Height400 m
    • Weight380000 t
    • Pilot大空魔竜隊

    大文字博士が暗黒ホラー軍団に対抗するため、12年の歳月をかけて完成させた巨大な恐竜型移動要塞〈大空魔竜〉は、1971年3月15日に完成しました。空中移動のほか水中航行や宇宙飛行も可能で、全長400メートル、重量38,000トンの巨体を誇ります。その性能は、空中ではマッハ3、地上では時速200キロ、水上では120ノット、水中では150ノットを記録し、宇宙空間においてはほぼ光速に近い速度を発揮。最大潜航深度は20,000メートル、設計限界荷重は80,000,000トンに達し、動力は原子力・光子力・磁力を組み合わせており、装甲材質には鉄より強くダイヤモンドより固い超金属ゾルマニウム鋼が用いられています。

    操縦はメインパイロットのピートが担当する一方、不在時にはサコンや大文字博士自身が操縦を執ることもありました。第14話では暗黒ホラー軍団に鹵獲された際、大改造が施され、背ビレが鋭角化されるなど、尾の破壊力も強化されたと報じられています。

    頭部は恐竜の化石を思わせる骸骨状で巨大な双角を備え、脚や腕に関しては描写によって爪の数が異なることもあり、混乱を避けるため3本爪が正式設定となりました。乗組員は大文字博士を含めた68名で構成され、伊豆西海岸の堂ヶ島大洞窟に秘密第2基地、御前崎灯台地下にも秘密基地を有するなど、長期運航が可能な体制が整えられています。中央にはマスターコントロール室が置かれ、その前方にはピートが操縦席に座し、後方にはミドリや通信係などが座る四席が並びます。またその背後上部には指令室も位置しています。

    内部には移動できる「プラント・ミグラント」構造が組み込まれており、緊急時には危険区域から避難できる仕組みです。外観の一部に灯りのような意匠がある箇所もありますが、逆噴射口として描かれていることもあります。避難区画も多く備えられており、最も頑丈な「シールドルーム」は超重密度鋼で構成されています。

    主力武装を備える頭部はガイキング発進後も本体として残され、戦闘能力の低下を避けるため、首と尾を巻き込んで渦状に収束する防御姿勢「ボリューションプロテクト(渦巻防御態勢)」を形成します。これにより水爆や特殊現象にも耐える耐久力を確保。高速回転により地中に潜行するほか、頭部がなくなった首部のみでも回転ドリルとして地中を掘る機能を持ちます。