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機体リスト
からくり剣豪伝ムサシロード

共收録 9 台の機体。
  • ムサシ

    初登場時、数えで11歳。暴れん坊で食いしん坊のガキ大将。からくり人。物心が付く前にタクアン和尚の寺の軒下に捨てられていた孤児。和尚に食事を恵んでもらったり、畑の作物を盗んだり、蛇を取って食べて生活していた。両親の顔も覚えていないため家族、特に母親への憧れが強い。ジパング一のからくり武芸者になるという夢を持つが、実力は同世代の人間の子供より強い程度。ミヤモト村を半ば追い出されるような形で出た後、剣聖と呼ばれるボクデンに無理やり弟子入りし、剣の技と心を教わる。数々のライバルと戦い、苦難を乗り越えてゆくことでからくり武芸者として成長してゆく。気合が充実すると胸に「武蔵」の文字が浮かぶ。得物は木刀、名匠コテツの二刀、天空丸・天地丸と変わってゆく。ボクデンの修行が終わった後も実力者には敵わなかったが、天空丸・天地丸を手に入れ、二天一流を編み出してからは実力を上げていく。性格は根っからの楽天家で自信家であけすけで人を疑うことを知らない。綺麗な女の人とご馳走にめっぽう弱く、それが原因で何度も敵の罠にはまる。必殺技は閃光剣、十文字斬り、竜巻剣など。一人称は「おいら」で語尾に「~だス」がつく。好物は団子。体重は第二回武芸大会時に98ポンド。終盤にはカラ星の宇宙人が残したゲントクアーマーを着用(着用時には頭身が多少上がる)。

    モデルは宮本武蔵。

  • コジロー

    初登場時、数えで13歳。フルネームはミスターコジロー。流派は巌流。からくり人。全国に名の知れた武芸者で、モノホシザオと呼ばれる背の丈よりも長い刀(セキノマゴロク)を使う。幼少の頃よりモノホシザオを使いこなすために厳しい修行を重ねてきた。モノホシザオがクマソンに折られた後は抜け殻のようになるが、伝説の秘剣・鳳凰丸に認められ自信を取り戻す。

    必殺技は秘剣・ツバメ返し。この世界では、コジローがツバメ返しでツバメの尾を切ったことから、ツバメの尾は二又に分かれるようになったとされている。ミヤモト村でムサシに勝負を挑まれこてんぱんにするが、秘めた実力を感じ、ムサシの後を追い自分に見合ったライバルになるよう見守るようになる。武芸大会決勝トーナメント決勝戦でジュウベエと一刻に渡る試合をし敗れる。敗因は若さゆえの慢心。

    センヒメとの旅ではムサシの上司を自称し、金銭面の管理も行う。冷静で慎重かつキザでナルシスト(人知れず鏡や水面に自分の姿を映してうっとりしたり、化粧水を使って肌の手入れをするほど)。本心を口に出さない性格をしており、ムサシと正反対である。しかし、ムサシと過ごす内に感化され、幼稚なケンカを繰り返すようになる。

    口癖は「バッカめ」。好物はブラックコーヒーと大学イモ。ネズミが大嫌い。趣味は歌舞伎見物と一人カラオケ。武芸者の嗜みとして空手、柔道、野球、スケートを修め、水泳3級。しかし絵心だけは全くない。体重は第二回武芸大会時に99ポンド。本人は認めていないが、センヒメに気がある。終盤にはカンウアーマーを着用。

    モデルは佐々木小次郎。

  • ジュウベエ

    将軍家剣術指南役である柳生家の人物だが、エドトピアの将軍・イエヤスに仕える警察局の長官。フルネームは柳生ジュウベエ。部下は深い藍色の忍装束を着たコウガ忍者。天下一のジュウベエとも呼ばれている。からくり人。流派は柳生神蔭流。

    必殺技は秘剣・一の太刀、奥義・灯篭返し、追風の太刀。編笠を被り、浪人の格好で身分を隠し、諸国を監視して回るのが仕事。葵の紋を右腕の肘部分にあるカバーの下に隠している。正義感溢れ、礼節を重んじ、立場を超えて言うべきことはいう好青年。第一回ジパング武芸大会優勝者。

    終盤でチョウヒアーマーを着用し、同時に雷鳴丸という槍を渡される。

    モデルは柳生十兵衛。

  • バイケン

    辺鄙な土地で貧しい暮らしをする百姓。からくり人。人間であるイッケンとニケンという二人の弟と、オハルという妹との4人暮らし。

    生まれた村を支配した大名を倒し、両親の仇を討つために腕を磨き、クサリガマを発明した。ムサシがボクデンの弟子と知り、自分の実力を試すべく真剣勝負を挑む。堅物な性格で、兄弟に邪魔をされた勝負を「約束を守れなかった」として負けを譲らなかった。

    兄弟の掟は「渇しても盗泉の水を飲まず」。一人称は「オラ」で、語尾に「〜バイ」がつく。

    流派はクサリガマ流。必殺技は首刈り鎌。武芸大会決勝トーナメント一回戦でウシワカに敗れる。武芸大会ではクサリガマを代用できる武器がなかったため、刃の部分に革のカバーを付けて参加した。

    実力が認められヤマガターダで仕官するが、結局武士の暮らしが合わずホッカイドーへ移住。ラーメン屋でアルバイトをした後、開拓村で農業を営む。エドトピアから離れたため、以降の戦いには駆け付けず、最終回まで登場しなかった。

    モデルは宍戸梅軒。

  • ゼニガタン

    エドトピアで岡っ引きをしているからくり人。

    得意技は投げ銭であり、「四文字投げ」「四文字超特急」、肩に付いた巨大銭を投げる「ビッグコイン四文字投げ」などの技を持つ。腕には投げ手錠が装備されており、投げた銭はきちんと後で拾っているらしい。

    悪を許さず、人々には優しく接し、面倒見の良い好人物。その後、ムサシを利用した強盗の一味であるアカネと所帯を持ち、最終回では子を授かる。アカネと所帯を持った後は、ムサシに対して夫婦共々両親のように接し、「おとっつあんと呼んでも構わない」とまで言う。家族を知らないムサシは感動の涙を流す。

    モデルは『銭形平次捕物控』の銭形平次。

  • ベンケイ

    ミヤコパレスのゴジョー大橋で夜な夜な武芸者を襲い、勝ったら武器を取り上げていたからくり人。

    千本目の刀をウシワカの黄金の刀と決め、襲いかかるが返り討ちにあい、ウシワカの家来となる。その後、刀の収集はやめる。

    必殺技は伸縮自在の大長刀「ゴジョー」。武芸大会決勝トーナメント一回戦でコジローに敗れる。その後もウシワカと共に全国を旅し、つわものを求めていた。

    ウシワカの忠実な家来ではあるが、武芸大会と聞くとウシワカの命にそむいてでも参加する。ウシワカと共に登場するときはウシワカのおまけ扱い。

    モデルは武蔵坊弁慶。

  • ウシワカ

    貴族出身の武芸者。からくり人。

    流派はカラステングに教わった飛翔剣法「テング流」。必殺技は「忘我の剣」や「扇の舞」。横笛を吹く。一人称は「マロ」。

    武芸大会決勝トーナメント準決勝でコジローに敗れる。普段はベンケイの肩に乗っている。

    不知火編や六道魔王編でもベンケイと共に度々助っ人として戦いに参戦する。後にベンケイと共にエドトピアで剣術指南役となる。

    モデルは昔話で語られる牛若丸。

  • ジライヤン

    妖術士。

    妖術でからくりカエルのケロ吉(声・桜井敏治)を大ガマやキャタピラ付きバイクに変身させて戦う。変身したケロ吉は火炎放射や機関銃、水鉄砲、オタマ爆弾(ミサイル)などの武装を備える。呪文は「アビラウンケンソワカ」。術を使う時には巻物を口に当てる部分にはめ込む。また、この巻物は空気ボンベとしても使用可能。

    からくり砦でハンゾウのやり口に反発し離反。その後、各地で団子屋やガマの油売りなどの商売をしながら情報提供を行い、ムサシらの仲間となる。二度目の武芸大会には武芸者として参加し、決勝1回戦でムサシと対戦。敗北するものの、ハンゾウの手下時代には味わえなかった充実感を得てムサシに感謝する。

    腹部にはケロ吉を収納できるスペースがある。六道魔王編ではほぼレギュラーとしてムサシたちと行動を共にする。本人曰く、「悪事が許せない体質になった」らしい。

    モデルは自来也。

  • ハンゾウ

    フルネームはイガハンゾウ。表向きはイガ忍軍頭領で治安維持を任されたイエヤスの公儀隠密。しかしその実は各地の大名を裏から手引きして戦を起こし、将軍に届け出をせずに忍者部隊を作り、隠し金山を保有し、ジパング国に混乱を起こした上で幕府を転覆させ闇将軍となる野望を実行している。

    右手に仕込み槍、左手に爪、背中にブーメラン、右肩に大型ナイフ、左肩に投げナイフを付け、刀と手裏剣も使用する。部下の忍者部隊は赤褐色の忍装束を着た、ゼンゾウをはじめとするイガ忍者。

    ジュウベエが越権した行動を取り、自身の役目を侵害しているため敵視している。悪事が露見した後はキュウシュー、シラヌイ一族の女王ヒミコと共に活動する。その後、六道魔王に、命令に逆らえば爆発するソウソウアーマーを付けられ嫌々配下になるが、真の目的は最後まで捨てない。

    モデルは服部半蔵。