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機体リスト
ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム

共收録 3 台の機体。
  • Dガンダムファースト

    • Height20.5 m
    • Weight39.2 t
    • Pilotダリー・ニエル・ガンズ

    型式番号:MWS-19051G

    ダリーがMM社のバックアップを受け、ジャンクMSを集めて製作した作業用MS。「汎用カスタム・メイド・ワーカー」「ワーカースーツ」とも呼ばれる。外装はダリーの趣味でガンダム・タイプとなっており、名称は「ダリーズ・ガンダム」を意味する。

    ムーバブル・フレームやジェネレーターは第一次ネオ・ジオン抗争時の一線級のMSから流用しているため、基本性能は作業用としては異常に高い。装甲にもジャンクパーツが多数使用され、戦闘用ではないため隙間が多いが、コックピットは気密ブロックとなっている。

    戦闘用ではないため、作業用の「7つ道具」を武器として使用する。ほかにスペック表にはないが、両前腕部甲に拳に被さるようにして使用するナックルクラッシャーを装備している。また、設定画では専用のビーム・ショットガンを携行している。

    テキサス・コロニーの修復作業で運用されるが、カラードの襲撃を受け迎撃に参加。ガザC改をワイヤーを介してコロニーのミラーに固定して戦闘用不能にする。その後、アニーのズサ・カスタムと交戦し劣勢となるが、チェリーの指示(ヒットエンドラン)により大型トリモチ弾で敵機のカメラを塞いでアラハスに帰投。しかし、頭部や肩部などの装甲が外されて無人のプチモビに取り付けられ、囮として射出されてしまう。

  • Dガンダムセカンド

    • Height20.5 m
    • Weight42.2 t
    • Pilotダリー・ニエル・ガンズ

    型式番号:MWS-19051G-2

    作中での登場に先駆けて、「MS90'S」でイラストが公開された。「予想図」としているが、作中登場版との相違点はない。

    アラハスのファクトリー・チームが、Dファーストを戦闘用に改修した機体。ムーバブル・フレームの構造材と装甲が強化され、前面の装甲を中心にガンダリウム合金を使用したものに交換されている。スラスターもチューンアップされて推力が向上しており、バックパックのメイン・ノズルは収納式で全開時のみ露出する。ジェネレーターも高性能化され、ビーム・ライフルの使用が可能になっている。

    主兵装のコードコネクテッド・(ビーム・)ライフルは出力3.8MWで、連射が可能。銃身下部にグレネード・ランチャーを装備する。作中では使用されていないが、専用のバズーカ(装弾数5発)も用意されている。ナックルクラッシャーも引き続き装備。パイロットのダリーが戦闘訓練を受けていないため、「7つ道具」の一部も引き続き携帯している。

    引き続きサイド2でコロニー修復作業に従事するが、ふたたびカラードの襲撃に遭い迎撃に参加。エルデスコのザクIII後期型に対し有線式爆薬を投擲するが、割って入ったズサ・カスタムを撃破する。ほかに武器をもっておらず、激昂するエルデスコに対して窮地におちいるが、アラハスの味方機からライフルを受け取ることで形勢逆転し撤退に追い込む。

  • Dガンダムサード

    • Height21.2 m
    • Weight41.5 t
    • Pilotダリー・ニエル・ガンズ

    型式番号:RGX-D3

    アラハスではDガンダムの「外見だけのガンダム効果」に注目しつつ、量産機ベースの低コスト・カスタム機の研究を本格化させる。当時はリ・ガズィの量産化が中止され、特殊部隊用の上級機の開発が急務とされていた。

    連邦軍はMM社からDセカンドを買い上げ、アラハスで再改修をおこなう。Dファーストからの部品が3割以下となり、これまでの実戦データからグラナダの連邦軍兵器開発局が作成したプランにしたがって製作されているため、連邦軍の制式な型式番号で承認されている。装甲はすべてガンダリウム合金に換装され、ジェネレーターやスラスター、ムーバブル・フレームのアビオニクスも最新のものに交換されている。これらの改修により、当時の連邦軍の量産機と同等以上の性能をもつに至る。

    主兵装のビーム・ライフルは「バスター・ショット」とも呼ばれ、ビームの口径、射線軸、連射間隔が調整可能。銃身下部にビーム・サーベルを装備しており、ビーム銃剣となる。シールドは変形して「シールド・ライフル」(グレネード1発装備)となる。作中では使用されていないが、専用バズーカ(装弾数8発)も用意されている。ナックルクラッシャーは改良され、電磁粉砕式のGブラストナックルとなる。

    作中ではデザインがかなり異なる。連邦軍に転属となったダリーの乗機となり、宇宙で新生ネオ・ジオンと合流したカラードのアニーのズサ・ダインと交戦。その後、ネオ・ジオンのジェダのヤクト・ドーガとの交戦でコックピットを貫かれるが、ダリーは奇跡的に無事であり、本機も支障なく稼働している。