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機体リスト
機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS

共收録 17 台の機体。
  • アストレイ グリーンフレーム

    • Height17.53 m
    • Weight49.8 t
    • Pilotトロヤ・ノワレ, バリー・ホー

    型式番号:MBF-P04

    『FRAME ASTRAYS』に登場する機体で、全5機が製造されたP0シリーズのうちの1機。もとはパーツ状態まで完成していたが、ヘリオポリスの崩壊により行方不明となっていた2機のうちの一つである。後にアメノミハシラ内でロウ・ギュールの手によって組み立てられた。

    本機は、故郷であるアジア某地の村が困窮していることを知ったバリー・ホーが、ロンド・ミナ・サハクに相談した際に譲り受けたもの。その後、彼の教え子であるトロヤ・ノワレに託され、東アジア共和国第13密林保護区に潜伏する反政府ゲリラの元で運用されることとなる。

    P04は、トロヤが心身共に未熟であったこともあり、大幅な改装は施されておらず、基本性能や外観は他のP0シリーズとほぼ同じ新造時の状態を保っている。ただし、ロウによる組み立て・修復の際に、ヘリオポリスで開発されていたナチュラル用OSの発展型、さらにストライクルージュの操縦支援AIをベースにした戦闘支援AIが組み込まれており、それに連動する形でセンサー系統が強化されている。これにより、本機は戦況を分析し、的確な回避行動を行うことが可能とされている。

    また、緑色のフレームは、先行する3機のようにオーブによる用途別の色分けではなく、ジャングル運用を前提に後から塗装されたものである。

  • ガンダムアストレイ ブルーフレーム サード

    • Pilot叢雲劾

    型式番号:MBF-P03 third

    『FRAME ASTRAYS』に登場する本機は、東アジア圏のジャングル戦に対応するため、仲間のリード・ウェラーを通じて調達した各種パーツをもとに、アメノミハシラ内のファクトリーでロウ・ギュールが改修を担当した姿である。

    部隊行動を考慮して通信機能を強化した専用の頭部が採用されており、ビーム兵器の使用が制限される密林環境に適応するため、レアメタル製のソードをはじめとした実体武器を中心に各種装備が追加されている。背部には大型の可動式スラスターユニットを装備し、機動力を大幅に強化。このユニットは最大で頭部後方に水平展開可能である。

    また、尻部には2挺のライフルをテール状にマウントし、手持ちのアーマーシュナイダーは銃尻に格納される構造となっている。両肩はフィンスラスターではなく、シンプルな増加装甲へと変更されており、両腕には大型ソードとアンカーランチャーがマウントされている。アンカーはソードの切っ先とは反対方向に配置され、使用時には前腕ジョイントを軸にユニットを旋回させる設計となっている。さらに、アキレス腱部には折り畳み式のナイフが追加されている。

    作中では使用されなかったが、ニーアーマー内部にはビーム、トリモチ、ニードル、散弾などを発射可能なノズルや、ビームサーベルの発信器、さらには換装用の頭部がデザインされている。

    なお、この機体はセカンドLと同様に、任意でセカンドG形態に戻すことも可能である。実戦投入は任務開始後しばらく経ってからであり、それまで劾はハイペリオンGを使用していた。

  • ハイペリオンG

    • Pilotスリー・ソキウス

    型式番号:CAT1-XG1/12

    ハイペリオンの製造中止に不満を抱いたアクタイオン社が、地球連合軍に対して強く働きかけた結果、配備が承認された量産試作型モビルスーツ。

    ベースフレームは試作機のものを流用しており、運用範囲を陸上に限定することで、各部の装備や機能を簡略化し、大幅なコスト削減が図られている。頭部センサーは従来のガンダムタイプの形状から変更され、デュアルセンサーをゴーグルで覆う形式に。また、エネルギー消費やコスト面で課題のあったA.L.(アブソリュート・ルミナス)は、右ウイングバインダー先端の1基のみを残し、それ以外は全て撤去された。左側のバインダーは完全に取り外され、代わりに武装を装着可能なマウントラッチが設置されている。このラッチは縦軸に回転可能で、固定された武器を可動砲台として使用することができる。

  • ハイペリオンG(叢雲劾機)

    • Pilot叢雲劾

    東アジア共和国第13密林保護区において、傭兵部隊「サーペントテール」のリーダー・叢雲劾と、同地域で連合軍司令官代理を務める戦闘用コーディネイターのスリー・ソキウスが、反乱軍ゲリラの鎮圧任務において本機を運用することとなった。

    機体の正規カラーは、試作1号機に準じた白とグレーを基調としているが、劾の搭乗機のみはサーペントテールの象徴である青で塗装されている。

    なお、同じくサーペントテールに所属するイライジャ・キールにも本機の配備が予定されていたが、彼はかつて敵対したカナードが搭乗していた機体の量産型であることを理由に、搭乗を拒否している。

  • シグーアサルト

    • Pilotジスト・エルウェス

    形式番号 ZGMF-515AS。本機は、火力・推力・装甲の強化を目的として開発された追加オプションユニット「アサルトシュラウド」を装備したシグーの強化型である。

    アニメ『SEED DESTINY』の発表後に登場した機体ではあるが、設定上の時系列では『SEED』の時点で既に存在しており、第1世代のザフト製モビルスーツに対する性能向上案の一環として開発された。各機種ごとに専用のアサルトシュラウドが用意されており、シグー用ユニットでは背部にウイングと脚部用スラスターが追加され、胸部・肩部・前腕部には装甲が強化されている。

    背部と脚部のスラスター追加により、大気圏内での飛行性能が向上し、胸部の装甲には排熱効果を高める機能も持たされている。

    劇中に登場するのは、ジストが搭乗するカスタマイズ版のアサルトシュラウド装備型シグーのみであり、これはザフトから鹵獲された機体を基にしている。ジスト機は内部構造にも改修が施されており、連合によって肩部には大型バインダーが追加装備されている。

  • ライゴウガンダム

    • Pilotルカス・オドネル, スー

    型式番号:GAT-FJ108

    東アジア共和国の軍事企業フジヤマ社が、ストライクEをベースにルカス・オドネルの運用データを元に開発したモビルスーツ。頭部のマスクには横一文字のスリットが特徴的に配置されている。

    アクタイオン・プロジェクトにおいて改良されたストライクEは、その高い汎用性から、今後の地球連合軍における機体開発の新たな基盤になりうると期待されていた。プロジェクトに企業チームの一社として参加していたフジヤマ社は、これに注目し、ストライクEを基礎とした新たな開発計画を立ち上げる。

    従来はコスモグラスパーなどのモビルアーマー(MA)開発を主としていた同社にとって、モビルスーツ開発は他社に後れを取っていた分野であり、この機体を契機に地球軍の軍事産業における中核企業へと成長を目指していた。そのコンセプトモデルとして完成したのが「ライゴウ」である。

    ライゴウは従来のストライカーパックすべてに対応している上、エール・ランチャー・ソードの三種を「三種の神器」に見立て、それぞれを発展させた3種のアナザーストライカー――「翼鏡(スペキュラム)」「勾玉(サムブリット)」「聖剣(キャリバーン)」の換装も可能となっている。

    装甲には引き続きVPS装甲を採用しており、ストライクEと同様に、装備の換装によって装甲の色も変化する仕様となっている。

  • スペキュラムライゴウガンダム

    • Pilotルカス・オドネル, スー
  • キャリバーンライゴウガンダム

    • Pilotルカス・オドネル, スー
  • サムブリットライゴウガンダム

    • Pilotルカス・オドネル, スー
  • ルドルフ専用グフイグナイテッド

    • Height19.2 m
    • Weight72.13 t
    • Pilotルドルフ・ヴィトゲンシュタイン

    『FRAME ASTRAYS』に登場する量産型モビルスーツ。パイロットであるルドルフのパーソナルカラーはゴールドであり、その塗装には純金が使用されている。なお、この塗装費用はすべてルドルフ個人の出費によるものである。

    しかし、戦闘中に右腕と頭部を破壊され、その後の修理では標準カラーのパーツが移植されたため、機体は一部ゴールド、一部ノーマルカラーという不揃いな見た目となってしまった。この状態の愛機を見るたびに、ルドルフは不満を漏らしている。

  • ルカス専用ストライクE

    • Height17.72 m
    • Pilotルカス・オドネル

    『機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS』に登場する機体で、元ザフト軍の脱走兵にして現在はフジヤマ社の管理下にある地球連合軍のモビルスーツパイロット、ルカス・オドネルが搭乗している。

    本機はI.W.S.P.のほか、任務に応じて各種アナザートライアルストライカーとの換装が可能となっている。さらに、四肢制御の分散処理プログラムがルカスによって改良されており、通常のストライクEと比較して機体性能が向上している。

    I.W.S.P.やアナザーストライカーを駆使し、ザフトとの交戦にも投入されていたが、第4軍決起直前の戦闘で左腕を破損。その後、ルカスがライゴウへと乗り換えたため、本機の行方は不明となっている。

  • アレック專用ケルベロスバクゥハウンド

    • Height12.26 m
    • Pilotアレック・ラッド
  • レオンズ専用シビリアンアストレイDSSDカスタム

    • Pilotレオンズ・グレイブス

    『機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS』に登場する機体で、PMC(民間軍事会社)所属のレオンズ・グレイブスが搭乗するシビリアンアストレイ。

    本機の背面にはマイクロウェーブ受信装置が搭載されており、これにより理論上はエネルギー供給が途切れることなく、ビーム兵器を無限に使用することが可能となっている。

    ただし、装備されているシビリアンアストレイ専用のビームガンは耐久性に難があり、連続使用すると銃身がもたないという欠点を抱えている。

  • アームズアストレイPMCカスタム

    • Height17.32 m
    • Weight59.12 t
    • Pilotレオンズ・グレイブス

    型式番号:PMC-1L

    レオンズ・グレイブスが自身のシビリアンアストレイDSSDカスタムを独自にチューンナップした専用機体。

    彼の卓越した狙撃能力を最大限に発揮するため、頭部には高精度センサーを内蔵した専用仕様のユニットが搭載されている。また、ビームガンには改造が施されており、連射型から遠距離攻撃型への切り替えが可能となっている。

    背部には、電磁推進システムを利用したパワー受信システムの改良型が搭載されており、これにより支援機からのエネルギー供給を受けながらの長時間戦闘が可能となっている。

  • スー専用ザクウォーリア

    • Pilotスー

    型式番号:ZGMF-1000

    『FRAME ASTRAYS』に登場する、スーが搭乗する専用モビルスーツ。

    本機はザクファントムを上回る性能にまでチューニングされており、カラーリングは暗めのミッドナイトブルーとレッドのツートンで仕上げられている。左肩にはスーのパーソナルマークがペイントされているのも特徴の一つ。

    ウィザードシステムには、本体と同色に塗装されたケルベロスウィザードを装備しているが、左肩(通常はシールドが装備される箇所)に関しては特別な変更は施されていない。

    この機体は元々、スーを雇用していた民間軍事会社が用意したもので、ユニウス条約締結後からギルバート・デュランダルがプラントの議長に就任するまでの間には、すでにスーの搭乗機として運用されていた。