型式番号:MBF-P04
『FRAME ASTRAYS』に登場する機体で、全5機が製造されたP0シリーズのうちの1機。もとはパーツ状態まで完成していたが、ヘリオポリスの崩壊により行方不明となっていた2機のうちの一つである。後にアメノミハシラ内でロウ・ギュールの手によって組み立てられた。
本機は、故郷であるアジア某地の村が困窮していることを知ったバリー・ホーが、ロンド・ミナ・サハクに相談した際に譲り受けたもの。その後、彼の教え子であるトロヤ・ノワレに託され、東アジア共和国第13密林保護区に潜伏する反政府ゲリラの元で運用されることとなる。
P04は、トロヤが心身共に未熟であったこともあり、大幅な改装は施されておらず、基本性能や外観は他のP0シリーズとほぼ同じ新造時の状態を保っている。ただし、ロウによる組み立て・修復の際に、ヘリオポリスで開発されていたナチュラル用OSの発展型、さらにストライクルージュの操縦支援AIをベースにした戦闘支援AIが組み込まれており、それに連動する形でセンサー系統が強化されている。これにより、本機は戦況を分析し、的確な回避行動を行うことが可能とされている。
また、緑色のフレームは、先行する3機のようにオーブによる用途別の色分けではなく、ジャングル運用を前提に後から塗装されたものである。