
- Work機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS
- Pilot叢雲劾
型式番号:MBF-P03 third
『FRAME ASTRAYS』に登場する本機は、東アジア圏のジャングル戦に対応するため、仲間のリード・ウェラーを通じて調達した各種パーツをもとに、アメノミハシラ内のファクトリーでロウ・ギュールが改修を担当した姿である。
部隊行動を考慮して通信機能を強化した専用の頭部が採用されており、ビーム兵器の使用が制限される密林環境に適応するため、レアメタル製のソードをはじめとした実体武器を中心に各種装備が追加されている。背部には大型の可動式スラスターユニットを装備し、機動力を大幅に強化。このユニットは最大で頭部後方に水平展開可能である。
また、尻部には2挺のライフルをテール状にマウントし、手持ちのアーマーシュナイダーは銃尻に格納される構造となっている。両肩はフィンスラスターではなく、シンプルな増加装甲へと変更されており、両腕には大型ソードとアンカーランチャーがマウントされている。アンカーはソードの切っ先とは反対方向に配置され、使用時には前腕ジョイントを軸にユニットを旋回させる設計となっている。さらに、アキレス腱部には折り畳み式のナイフが追加されている。
作中では使用されなかったが、ニーアーマー内部にはビーム、トリモチ、ニードル、散弾などを発射可能なノズルや、ビームサーベルの発信器、さらには換装用の頭部がデザインされている。
なお、この機体はセカンドLと同様に、任意でセカンドG形態に戻すことも可能である。実戦投入は任務開始後しばらく経ってからであり、それまで劾はハイペリオンGを使用していた。