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機体リスト
超電動ロボ鉄人28号FX

共收録 3 台の機体。
  • 鉄人28号FX

    • Height20 m
    • Weight25.8 t
    • Pilot金田 正人

    全高18メートル(設定によっては20メートル)、全幅12.5メートル、重量24.8トン(あるいは25.8トン)、最高速度は時速130km、最大起重能力は8.2トン。

    新・鉄人計画に基づいて開発された最新型の鉄人28号で、「FX」は「Future X(未知なる未来)」の略称。青を基調とした筋肉質な体格が特徴で、格闘戦において圧倒的な強さを誇る。「人を守るロボットであり、兵器ではない」という旧鉄人の理念を受け継ぎ、武装は一切搭載されていない(第22話)。

    しかし、新開発の超電動マイクロチップを内蔵しており(第8話)、このチップと全身に配置された48個の超電動サーボによって生まれるパワーを一点集中させる「超電動システム」が使用可能(第13話、41話)。これにより、通常のロボットの3倍のスピードで動くことができる。ジャンプ力は最大で50メートルに達する(第4話)。

    旧型のような飛行装備は持たなかったが、第4話でフェニックスと合体することで、この欠点も克服された。普段は金田邸の地下深くにある格納庫で待機しており、出動の際には屋敷正面の噴水が開き、リフトで地上へと現れる(第2、17話)。

    正太郎によれば、「鉄人にはパイロットの能力とシンクロすることで、数値では表せない無限の力を引き出すプログラムが組み込まれている」とされている(第4話)。また、パイロットの安全を最優先に守るようにもプログラムされているが、金田陽子博士によれば「そのプログラムが作動してしまうようでは、操縦者としてはまだ未熟」とのこと(第4話)。

  • 鉄人17号フェニックス

    新・鉄人シリーズの一機である赤い鳥型の飛行ロボット。全長14.6m、全高8.8m、最大翼長は36.4m、重量は8.7トン。FXの背面に合体することで、優れた飛行能力を付与することができる。もともとは単独で運用される飛行ロボットだったが、鉄人28号FXの支援メカとして改良された。

    専用の操縦用グリッドランサーも用意されているが、操作モードを切り替えることで、FXのグリッドランサーからの遠隔操作も可能となっている(第4話)。作中では分離して鉄人28号FXと連携攻撃を行ったり(第6話)、ブーメランのように投げつけられたりする(第38話)といった多様な戦術が見られる。

    フェニックスがジェット推進かロケット推進かについては明言されていないが、第32話では、フェニックスと合体した鉄人28号FXが大気圏外を噴射炎を出しながら飛行するシーンが描かれている。

    なお、フェニックスと合体した状態では、超電動パワーを高速飛行に集中させるため、攻撃力が若干低下するという欠点がある。そのため、操縦者には冷静かつ的確な判断力が求められる。また、単体よりも合体状態の方が超電動の力を最大限に引き出すことが可能である(第19話)。最高飛行速度は不明だが、金田陽子博士の分析によれば、ブラックオックスと同等の速度を持つとされている(第22話)。

  • ブラックオックス / 鉄人29号OX

    • Height27.3 m
    • Weight28.8 t
    • Pilot夏樹 三郎

    フランケン・シュタイナーがFXを参考にして開発した新型ブラックオックス。全高は18.2m(砲塔を含めると27.3m)、全幅8.8m、重量28.8トン、最高速度は時速128km、最大起重能力は10トンに達する。従来のブラックオックスと同じく黒を基調としているが、デザインはより現代的で別物となっている。FXと同等のパワーを持つうえに、右腕のアームバルカン、左腕のアームレーザー、背部の二基の砲塔、胸部の砲門から発射される分子破壊砲「ジェノサイドバスター」など、圧倒的な火力を備えている。

    当初は超電動システムを持つFXに劣る部分もあったが、ミラージュから奪取した超電動マイクロチップを搭載することで、同様のシステムを使用できるようになった(第14話以降)。

    長距離移動時にはジェットモードと呼ばれる飛行形態に変形し、パイロットを内部キャビンに収容することも可能。コントローラーはグリッドランサーよりさらに小型化されており、折りたたみ式アンテナや火器管制用のボタンを数個備える他は、音声による操縦も可能となっている。

    劇中の回想シーンでは旧型のブラックオックスも登場し、旧鉄人28号との戦闘シーンも描かれている(第13、14、24話)。

    第2部では、新鉄人シリーズの1体「鉄人29号」としてインターポールに所属し、FXの頼れる相棒として活躍する。

    なお、ジェノサイドバスターは単なる兵器にとどまらず、第42話ではタキオン粒子を抽出して正人をタイムスリップさせる「タイムスリップバスター」としても使用されている。また、同じ超電動チップを持つ機体とケーブルで連結し、2機分のエネルギーを集めて放つ「ダブルパワージェノサイドバスター」(第23、33、39、46話)を発動することも可能である。