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ブラックオックス / 鉄人29号OX

ブラックオックス / 鉄人29号OX

フランケン・シュタイナーがFXを参考にして開発した新型ブラックオックス。全高は18.2m(砲塔を含めると27.3m)、全幅8.8m、重量28.8トン、最高速度は時速128km、最大起重能力は10トンに達する。従来のブラックオックスと同じく黒を基調としているが、デザインはより現代的で別物となっている。FXと同等のパワーを持つうえに、右腕のアームバルカン、左腕のアームレーザー、背部の二基の砲塔、胸部の砲門から発射される分子破壊砲「ジェノサイドバスター」など、圧倒的な火力を備えている。

当初は超電動システムを持つFXに劣る部分もあったが、ミラージュから奪取した超電動マイクロチップを搭載することで、同様のシステムを使用できるようになった(第14話以降)。

長距離移動時にはジェットモードと呼ばれる飛行形態に変形し、パイロットを内部キャビンに収容することも可能。コントローラーはグリッドランサーよりさらに小型化されており、折りたたみ式アンテナや火器管制用のボタンを数個備える他は、音声による操縦も可能となっている。

劇中の回想シーンでは旧型のブラックオックスも登場し、旧鉄人28号との戦闘シーンも描かれている(第13、14、24話)。

第2部では、新鉄人シリーズの1体「鉄人29号」としてインターポールに所属し、FXの頼れる相棒として活躍する。

なお、ジェノサイドバスターは単なる兵器にとどまらず、第42話ではタキオン粒子を抽出して正人をタイムスリップさせる「タイムスリップバスター」としても使用されている。また、同じ超電動チップを持つ機体とケーブルで連結し、2機分のエネルギーを集めて放つ「ダブルパワージェノサイドバスター」(第23、33、39、46話)を発動することも可能である。

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