アルテア星の科学力と錬金術が融合して生み出された超科学の結晶、五体のライオンメカが合体して誕生する宇宙の守護者「ヴォルトロン」。
このライオンメカはそれぞれ意思を持ち、自分の性質に合った騎士(乗り手)を選ぶ決まりがある。騎士全員の心が一つに結びついて初めてヴォルトロンへの合体が可能となる。ライオンとの絆を深め、シンクロ率を高めるほどその能力を発揮するが、逆にライオンに拒絶されると騎士の資格を失うことになる。
ライオンメカは光より速い速度で飛行することができ、その力によってブルーライオンに乗ったシローたちは一瞬で太陽系から遠い銀河へと移動することが可能だった。また、ヴォルトロンやライオンのコクピットはアルテア星のテクノロジーによって慣性から保護されている。
ヴォルトロンは一万年前、異次元世界から飛来した彗星を材料に、錬金術師でもあったアルフォー王によって建造された。しかし、ガルラ帝国がアルテア星を滅ぼす直前、ヴォルトロンが奪われるのを恐れたアルフォー王はライオンを宇宙各地に隠した。