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機体リスト
アイディー・ゼロ

共收録 5 台の機体。
  • イド

    本作のヒーロー。社員の1人で、エバートランサー。オリハルトの採掘・入手にこだわり、戦闘や採掘ではビームクナイを使用する。腕でジュール熱を発生させることも可能。他の登場人物と異なり固有IDが存在せず、惑星連盟軍の調査でも素性が不明。自身も昔の記憶(メモリー)を持っておらず、グレイマンに「イド (ID-0)」と名付けられた。

    7年前以前の記憶がなく、過去に20年以上も流刑船にIマシンのまま収監されていたが、意識が漂っていたIマシン(現在の体)に移ることで救われる。その後、身元不明でも働けるエスカベイト社に雇用される。

    第9話で、彼の正体がケイン本人であることが判明。アダムスが使用していた身体はケインの身体のクローンであった。アダムスの手によって昔の記憶を取り戻したイドは、戦闘でアダムスのIマシンを撃破。しかし、生身の肉体に戻った際に背後からアダムスに撃たれ重傷を負う。最終的に、自分が「イド」であることを受け入れ、クローン体を捨て、再び自らをIマシンに転送する決断をする。

  • リック・エイヤー

    社員の1人で、エバートランサー。明るく陽気な性格で、チームのムードメーカー的存在。元の素性は事故に遭って全身不随となったトップレーサーであり、アステロイドスピードで3連勝した実績を持つ。アマンザの生身の姿に一目惚れし、たびたびアプローチをしているが、全く相手にされていない。

    元の肉体はレース事故の際に脳死と判断され、即座に分解されている。現在のリックは、事故時にマシン内に保存されていた意識データのコピー(バックアップデータ)である。そのため、厳密には本人ではないことを自覚しており、拡張空間でのアバターも元の自分の姿ではなく、Iマシンの姿にしている。

  • カーラ・ミラ=フォーデン

    社員の1人で、エバートランサー。情報調査や営業管理を担当する女性。アバターは短髪の美人。元の素性は宇宙資源マーケットのファンドマネージャー。普段はクールに振る舞うが、肉体年齢を明かしていないことについて茶化されると手を出したり激怒する一面もある。

    ファンドマネージャー当時(10年前)は自分を過信していたが、エスカベイト社に加わろうとした際にその傲慢な態度をグレイマンに叱咤され、自己嫌悪に陥った過去がある。後に10年前のオリハルト掘削事故の際に行方不明となっていた自分の肉体をアダムスに交渉材料として利用され、一度はエスカベイト社を裏切る。しかし、アダムスの振る舞いを見て心を改め、エスカベイト社に復帰。Iマシンは破壊されたものの、肉体を取り戻すことに成功する。

    一連の事件解決後には、MTインダストリのCEOに就任する。

  • グレイマン

    本名は「ジェイク・ホウジョウ」。エスカベイト社の社長であり、エバートランサー。ストゥルティー号の船長を務める。アバターは筋肉質の男の姿をしている。

    かつては惑星連盟軍の大佐であり、最新鋭艦と多くの部下を失った過去を持つ。その経験から、現在は社長として時に厳しい判断を下し、社員たちを導いている。マヤに対してもきつく当たることがあるが、それは彼女を気遣う本心の裏返しである。

  • ファルザ

    社員の1人で、エバートランサー。元の素性は鯨座の絶滅危惧種である「ルーザー」という野生動物。人間に近い精神構造を持ち、定期的に雌雄が入れ替わるという特徴を持つ生物種で、ファルザは「一応、女の子」とされている。特定のパートナーに愛着を示し、パートナーに近づく個体には嫌悪感を見せる性質がある。

    イドやリックたちの言葉を理解し、採掘作業も手伝うほど高い知能を持つ。そのため、新参者のマヤからも敬意を込めて「さん」付けで呼ばれている。特にイドに懐いており、リックが触れようとすると威嚇することもあったが、後に和解している。

    元々はケインが使っていた実験動物第4号で、実験体時の名称は「Fa-Loser」だった。その事実をイドの口から告げられた際には混乱した様子を見せたが、イドに対する親愛の情は変わらなかった。