一万年もの間、銀河中の惑星を支配し、その住民を奴隷として扱ってきたガルラ帝国にとって唯一の脅威。それは、アルテア星の伝説の巨神「ヴォルトロン」。五体のライオン型メカが合体することで誕生し、五人の騎士「パラディン」によって操られるこの巨神は、ガルラ帝国を脅かす存在だった。
一万年前、アルテア星がガルラ帝国に破壊される直前、アルテアのアルフォー王はヴォルトロンを解体し、その力を封じた。彼は娘のアルーラ姫をコールドスリープに就かせ、ヴォルトロンのライオンメカを宇宙各地に隠した。
そして現代、地球の宇宙飛行士養成学校「ギャラクシーギャリソン」に所属する士官候補生シロー、キース、ランス、ピッジ、ハンクが新たなパラディンとなる。彼らはアルーラ姫とともにガルラ帝国に立ち向かうことになるが、まだ頼りない部分も多く、アルーラ姫を悩ませる日々が続いていた。