型式番号:RX-79BD-1
当初は、陸戦型ジムをベースにEXAMシステムを組み込んだ専用の頭部ユニットを搭載した試験機として開発されたが、陸戦型ジムベースの機体ではシステムの要求する動きに耐えられず、目標値に達することができなかったため、頭部のみそのままでそれ以外はRX-79陸戦型ガンダムをベースに新規開発した機体に移植された。本体は陸戦型ガンダムだが、頭部の見た目から「青いジム」と解説されている。
当初の試験では暴走を繰り返し、そのあまりの過負荷に耐えきれず、搭乗したパイロットを何度も死に至らしめている。ある夜間試験では、近くの戦場に誘われるように起動したEXAMシステムに操られるように、搭乗パイロットごと暴走した機体が作戦終了後の友軍部隊を襲撃して壊滅に追い込んだ。その際に居合わせた「モルモット隊」とも交戦したが、逆に損傷を負わされ、パイロットが死亡している(媒体によっては死亡しない場合もある)。EXAMシステムの暴走により性能の限界まで酷使した機体はオーバーヒートを引き起こしたが、リモート機能により撤退している。
その後、機体を回収したアルフ・カムラ技術士官はEXAMシステムにリミッターをかけ、これにより1号機のEXAMシステムは通常50%しか機能しなくなる。そのうえで、ブルーを損傷させた実験部隊である「モルモット隊」に興味を持ち、その部隊のエースであるユウ・カジマの乗機となった。
機体そのものが「蒼い死神」の異名を持っている。