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機体リスト
機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY

共收録 5 台の機体。
  • ブルーディスティニー1号機

    • Height18.5 m
    • Weight73 t
    • Pilotユウ・カジマ

    型式番号:RX-79BD-1

    当初は、陸戦型ジムをベースにEXAMシステムを組み込んだ専用の頭部ユニットを搭載した試験機として開発されたが、陸戦型ジムベースの機体ではシステムの要求する動きに耐えられず、目標値に達することができなかったため、頭部のみそのままでそれ以外はRX-79陸戦型ガンダムをベースに新規開発した機体に移植された。本体は陸戦型ガンダムだが、頭部の見た目から「青いジム」と解説されている。

    当初の試験では暴走を繰り返し、そのあまりの過負荷に耐えきれず、搭乗したパイロットを何度も死に至らしめている。ある夜間試験では、近くの戦場に誘われるように起動したEXAMシステムに操られるように、搭乗パイロットごと暴走した機体が作戦終了後の友軍部隊を襲撃して壊滅に追い込んだ。その際に居合わせた「モルモット隊」とも交戦したが、逆に損傷を負わされ、パイロットが死亡している(媒体によっては死亡しない場合もある)。EXAMシステムの暴走により性能の限界まで酷使した機体はオーバーヒートを引き起こしたが、リモート機能により撤退している。

    その後、機体を回収したアルフ・カムラ技術士官はEXAMシステムにリミッターをかけ、これにより1号機のEXAMシステムは通常50%しか機能しなくなる。そのうえで、ブルーを損傷させた実験部隊である「モルモット隊」に興味を持ち、その部隊のエースであるユウ・カジマの乗機となった。

    機体そのものが「蒼い死神」の異名を持っている。

  • ブルーディスティニー2号機

    • Height18.5 m
    • Weight73 t
    • Pilotニムバス・シュターゼン

    型式番号:RX-79BD-2

    1号機とは異なり、2号機は当初から陸戦型ガンダムをベースに製造されたため、頭部はガンダムタイプとなっている。基本仕様は1号機と同一であるため、性能差はほぼ存在しないとされるが、宇宙戦を想定してバックパックなどが変更されている。また、ビームライフルを運用可能な特徴を有する。2号機のEXAMシステムにはリミッターが設定されておらず、そのためパイロットへの負担や暴走の危険性が非常に高い。

  • ブルーディスティニー3号機

    • Height18.5 m
    • Weight73 t
    • Pilotユウ・カジマ

    型式番号:RX-79BD-3

    本来は2号機のパーツ取り用の予備機だったが、強奪された2号機の追撃任務を受け、急遽実戦投入された。2号機と基本仕様は同一であるため性能差はないが、宇宙用の機能が施されている。また、クルスト博士の手に渡る前に実戦投入されたため、機体色は白基調のままとなっている。EXAMシステムには1号機と同様の時限リミッターが設定されており、システムは通常50%しか機能していない。

  • イフリート改

    • Height17.2 m
    • Weight59.4 t
    • Pilotニムバス・シュターゼン

    型式番号:MS-08TX[EXAM]

    クルスト・モーゼス博士が地球連邦へ亡命する前に開発した機体であり、「EXAMシステム」を搭載した実験機となる。開発ベースには、8機試作されていたイフリートの1機が使用された。冷却システムを含めた装置全体が大型で頭部に収まりきらなかったため、頭部自体を大型化して搭載している。元々イフリートが接近戦を想定していたことから機動性が高く、EXAMシステムによって運動性は飛躍的に向上している。また、多数のミサイル類を装備したことにより、攻撃力も高い。さらに、ボディユニットの冷却機関や機動性も増強されている。

  • ブルーディスティニー0号機

    • Pilotクレア・キルマー

    原作で設定上存在する、EXAMシステムを初めて搭載した陸戦型ジムをベースとした試作機を、大河原邦男が新規にデザインしたものです。この機体は「0号機」と呼ばれ、『ザ・ブルー』で型式番号がRGM-79BD-0として設定されました。

    1号機に搭載される特徴的な頭部はそのままですが、胴体部のエアインテークが大きく、四肢や腰部に排気ダクトが設置されており、さらにバックパックから胸部にかけてパイプが伸びています。頭部にはバルカン砲が搭載されていますが、これはダミーに過ぎず、実質的に非武装の機体です。「ブルー」の名を冠するものの、実戦投入は考慮されていなかったため、カラーリングは白を基調としています。

    頭部が1号機に移植された後も胴体部分は残されていましたが、2号機が強奪された際、クレア・キルマーがこの胴体部分に搭乗して2号機を止めようとしますが、2号機に破壊されてしまいます。