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機体リスト
アクエリオンロゴス

共收録 24 台の機体。
  • アクエリオン煌

    • Pilot灰吹陽, 月銀舞亜

    ベクター壹号機が上半身、ベクター貳号機が下半身として合体した姿。合体時の発声は陽による「叫べ!」。数あるアクエリオン形態の中で最も安定した性能を持つ。

    灰吹「陽」の「こざとへん」と月「銀」舞亜の「つくり」を合わせて「限」、「舞」を変形させて「無」、最後に「巻」のM.J.B.Kから奪い取った文字に陽の創声力「手」を組み合わせて「拳」とし、合わせて「無限拳」を発現させた。従来とは異なり、読み方は「むげんけん」で、距離ではなく数が無限となっている。奪った「巻」の文字がその後どう扱われたのかは不明で、再使用されていない。

    第2話では、灰吹「陽」の「日の部分」と「月」銀舞亜を合わせて「明」の創声力を発動。両手から発せられる光によって、「病」のM.J.B.Kを撃退している。シリーズ伝統の「無限拳」は、この形態で発動した。

  • アクエリオン罰

    • Pilot剣嵜総, 月銀舞亜

    ベクター零号機が上半身、ベクター貳号機が下半身として合体した姿。M.J.B.Kの防衛・観測を主任務とする一方、対アクエリオン戦も想定した形態になっている。しかし、第1話で陽の創声力により合体を強制解除させられて以来、登場していない。

  • アクエリオン凛

    • Pilot海凪花嵐, 灰吹陽

    ベクター陸号機が上半身、ベクター壹号機(もしくはベクター餓号機)が下半身として合体した形態。合体時の発声は陽による「咲き誇れ!」。優雅な姿の中にも「凛」とした強さをイメージさせる。

    第3話における初戦闘時には各部装甲が閉じた姿になっていたが、花嵐の心の解放に呼応するように装甲が開き、華やかな踊り子を思わせる姿に変形した。発動した創声力は「人」と「夢」が合わさった「儚」である。

  • アクエリオン迅

    • Pilot空篠翼人, 土聞努虫→岩上ショウコ(第23話)

    ベクター伍号機が上半身、ベクター肆号機が下半身として合体した姿。合体時の発声は翼人による「駆けろ!」。「迅」の名の通り、素早さを重視した高速戦闘・哨戒を得意とする。他のアクエリオンに比べ創声力を使う機会が少なく、ウィングブーメランでM.J.B.Kと戦うことが多い。

    第1話ではアクエリオン罰の妨害と「巻」のM.J.B.Kの拘束により合体不能に陥ったが、第4話のM.J.B.K「恋」戦で初合体を果たす。第8話では努虫の機転によって落語を披露した。

  • アクエリオン聖

    • Pilot綺声神心音, 灰吹陽

    ベクター壹号機が上半身、ベクター参号機が下半身として合体した、ウサギのような見た目のアクエリオン。合体時の発声は心音による「届け!」。ウサミミのような「アクティブソナー」を持ち、心音が使うことで夢幻の能力を発揮させる。

    第10話で、心音が抱えているトラウマを克服したことにより合体に成功。心音が歌を歌うことで『音』のM.J.B.K.の力を中和し、『言』の創声力によりM.J.B.K.を撃退した。

  • アクエリオン罪

    • Pilot月銀舞亜, 灰吹陽

    ベクター貳号機が上半身、ベクター壹号機が下半身として合体した姿。合体時の発声は陽と舞亜による「舞え!」。助けを求める声に応え立ち上がろうとする陽の思いと、自分が犯してきた罪悪感を感じる舞亜の思いが1つとなり、炎の中で合体に成功する。必殺技は、扇子のような武器を使いながら舞い、文字の浸食を打ち消す「陽焱舞(陽炎の舞)」。

  • アクエリオン龍

    • Pilot土聞努虫, 空篠翼人

    ベクター伍号機が上半身(頭、胸、翅)、ベクター肆号機が腹として合体した姿。合体時の発声は土聞努虫による「貫け!」。努虫が自身の名前の中にある「虫」の文字に秘められていた「龍」の力を覚醒させたことで誕生した、「迅」をも凌駕する超・高速形態。

  • アクエリオン凱

    • Pilot空篠翼人, 海凪花嵐, 灰吹陽(第17話)

    伍号機が上半身、ベクター陸号機が下半身として合体したグリフォンのような姿。合体時の発声は空篠翼人による「飛べ!」。翼を変形することで天を駆けるように飛行が可能。必殺技は、自身が駒のように回転し、翼で切り裂く「風凪ノ翼(かぜなぎのつばさ)」。

    第17話では、翼人と陸号機に無断で搭乗した陽と合体。しかし、『敵』のM.J.B.Kの影響により、コックピット内でお互いいがみ合うことになる。

  • アクエリオン傷

    • Pilot剣嵜総

    ベクター零号機が上半身、強攻型ベクタードローンαが下半身として合体した姿。強攻型ベクタードローンαが無人機であるため1人乗りだが、総の強大な創声力によって様々な文字の力を発揮することができる。フェイスパーツには総の負った心の傷が具現化した傷が刻まれ、腰部分には『07』という文字がある。必殺技は、陽と舞亜の名前を奪って己の名前と組み合わせて放つ「無限総灰剣(スベテヲカイジンニキス)」。

  • アクエリオン燦

    • Pilot灰吹陽, 月銀舞亜

    ベクター餓号機が上半身、ベクター貳号機が下半身として合体した姿。合体パターンはアクエリオン煌と同様だが、『神話の破壊者』たるベクター餓号機を上半身に据えたことで、1万2千年前の大いなる力を得ている。必殺技は、陽の救世主への決意と覚悟が生んだ「救世無限拳(おわりなききゅうせいのこぶし)」。

    当初は陽が我を失っていたために暴走し、M.J.B.K.のように胸部から文字を喰らっていたが、陽が正気に戻ったことで回復した。26話ではアクエリオンロゴスから分離した無人の貳号機と合体し、総が操るアクエリオン傷と戦う。

  • アクエリオン飛天

    • Pilot灰吹陽, 月銀舞亜, 綺声神心音

    アクエリオン煌(ベクター壹号機、ベクター貳号機)の胸にベクター參号機が合体し、作中で初めて正規に成功した三機合体形態。合体時の発声は陽による「輝け!」。合体時には煌の頭部がツインアイからモノアイに変化する。必殺技は、弓状に変形した參号機を両腕部先端に装着して放つ「月陽恋歌(ムーンライトキャノン)」。

  • アクエリオン鳳凰

    • Pilot土聞努虫, 空篠翼人, 灰吹陽

    ベクター肆号機が頭部と胴体、ベクター伍号機が両翼、ベクター壹号機(もしくはベクター餓号機)が尾へと三機合体した「情熱の不死鳥」形態。合体時の発声は努虫による「轟け!」。必殺技は、首と両翼、尾を前面に出し、紅蓮の炎を放つ「男火魂(熱き男の血潮)」。

  • アクエリオン裂傷

    • Pilot剣嵜総, 月銀舞亜

    ベクター零号機が頭部と胴体、ベクター貳号機がバックパック、ベクタードローンαが下半身を構成し、3体合体した形態。合体時の発声は総による「刻め!」。背中からマントのような黒いオーラを発し、その姿はまさに『黒騎士』を思わせる姿をしている。

  • アクエリオン語霊

    • Pilot剣嵜総, 月銀舞亜

    ベクター零号機が頭部と胴体、ベクター貳号機がバックパック、ベクタードローンα、ベクタードローンβが下半身を構成し、4体合体した形態。合体時の発声は総による「讃えよ!」。文字戦争で運用された伝説のアクエリオンロゴスを現代の技術で復元しようとした機体。下半身を構成するベクタードローンα、ベクタードローンβは、人型形態と戦車(チャリオット)形態に状況に応じて変形する。

    舞亜は貳号機に無理やり乗せられているため、実際に動かしているのは総のみ。26話では、必殺技「総月剣(ムーンソードマルチリバース)」で陽が操るアクエリオン天(ディーバ)の必殺技「陽拳(サンゴットノヴァ)」と相打ちとなる。

  • アクエリオン天

    • Pilot灰吹陽, 綺声神心音, 岩上ショウコ, 空篠翼人, 海凪花嵐

    ベクター餓号機が上半身、ベクター參号機、肆号機、伍号機、陸号機が下半身を構成し、5体合体した形態。合体時の発声は陽による「救え!」。その形状はケンタウロスを彷彿とさせ、かつてアクエリオンロゴスを封印した巨兵に酷似しているとされる。使用武器は槍。

    しかし、陽以外の乗員はベクターコックピットのまま残されており、事実上動かしていたのは陽ただ1人だった。陽が自分を含めた5人の名前を掛け合わせ、「電光石火」という必殺技を披露し、『雷』M.J.B.K.を右手に持つ槍で一突きする。

    24話、25話では、自動操縦で動くベクター參号機、肆号機、伍号機、陸号機と陽の乗るベクター餓号機が合体し、総が操るアクエリオン語霊(ロゴス)と対決する。26話では、総との決戦の際に必殺技「陽拳(サンゴットノヴァ)」でアクエリオン語霊(ロゴス)の必殺技「総月剣(ムーンソードマルチリバース)」と相打ちになり、餓号機以外のベクターマシンは全て大破する。

  • アクエリオン創声語霊

    • Pilot灰吹陽, 剣嵜総, 月銀舞亜

    25話でアクエリオン語霊に餓号機が融合し、黄金色に輝く姿となった形態。合体時の発声は「究極創声!」。3人の創声力を合わせ、無限の剣を生み出す技「無限剣(むげんけん)」と、陽、総、舞亜の文字で生み出した必殺技「無総陽月剣(ユニバースブレード)」でM.J.B.K.『総』を撃退。

    この形態は現実世界でもその力を遺憾なく発揮し、その勇士はネットの動画などを通じてすべての人々の目に入っている。

  • ベクター壹号機

    • Pilot灰吹陽

    陽が使用する赤いベクターマシン(陽が乗る前は心音が乗っていた)。用途の広い多目的タイプ。矢印のような一種のデルタ翼機で、直進性の高いデザイン。アクエリオン「煌」に合体した際には上半身に、アクエリオン「凛」と「罪」では下半身に変形し、アクエリオン「鳳凰」の3体合体時には尾に変形する。陽は個人的に「救世号」と呼んでいる(元来は創声部メンバーが雑談中「ベクター」以外の名称は有りかという話題になった際、わざわざ揮毫して命名したのだが、心音以外には即座に却下された)。第17話でアクエリオン傷により大破し、以降陽が餓号機に乗り換えたため登場していない。

  • ベクター貳号機

    • Pilot月銀舞亜

    舞亜が使用する紫のベクターマシン。パワーに優れ、制空を得意とする。二つの機首と後部に円盤状の尾翼を持つ双胴機で、アクエリオン「煌」「罰」「飛天」に合体した際には脚部に、アクエリオン「罪」では上半身に、アクエリオン「裂傷」「語霊」ではバックパックに変形する。

  • ベクター參号機

    • Pilot綺声神心音

    心音が使用する白いベクターマシン。かく乱・後方支援型。リーサ型の機体は通常は輪の形をしており、アクエリオン「聖」に合体した際には脚部に変形する。アクエリオン「飛天」の3体合体時には「煌」の胸部に合体し、そのまま弓型武器となる。「天」に合体した際には、下半身脚部の前足を構成する。

  • ベクター肆号機

    • Pilot土聞努虫, 岩上ショウコ(第23話以降)

    努虫が使用する黄色いベクターマシン。一撃離脱の強行型。通常は矢尻のような平たく尖った形で、同様に細い主翼を持つ全翼機(リフトオフタイプ)。アクエリオン「迅」に合体した際には脚部に、アクエリオン「鳳凰」の合体時には頭部と胸部に、アクエリオン「天」の合体時には下半身前胴体に変形する。読み方は「しごうき」だが、努虫はこれを不吉であるとして嫌っている。

  • ベクター伍号機

    • Pilot空篠翼人

    翼人が使用する青いベクターマシン。一番の俊敏さを持つ高速機動型。翼を大きく広げた、飛行機らしいデザイン。アクエリオン「迅」と「凱」に合体した際には上半身に、アクエリオン「鳳凰」の合体時には両翼に、アクエリオン「天」の合体時には下半身後ろ脚部に変形する。

  • ベクター陸号機

    • Pilot海凪花嵐, 灰吹陽(第17話)

    花嵐が使用するベクターマシン。索敵行動に優れた邀撃型。貳号機同様、双機首デザインの半双胴機で、機体全体が丸みを帯びている。アクエリオン「凛」に合体した際には上半身に変形し、アクエリオン「凱」に合体した時は脚部に、アクエリオン「天」の合体時には下半身後ろ胴体に変形する。第17話では、陽が無断出撃時に搭乗。陸号機のみ、3体合体に加わっていない機体。読み方は「りくごうき」。

  • ベクター零号機

    • Pilot剣嵜総

    総が使用する黒いベクターマシン。アクエリオン「罰」「傷」「裂傷」「語霊」に合体した際には上半身に変形する。見た目は少し伍号機に似ているが、後退翼を持ち、全体的に刺々しいデザインとなっている。物語初期の戦闘時に故障するが、後に改良され、各部に赤く鋭い刃が付与された新たな姿となり、M.J.B.Kと合体する機能が追加される。「炎」のM.J.B.K.とは内部に格納される形で、「離」のM.J.B.Kとは零号機が上半身、「離」が下半身を受け持つ形で合体した。最終話では、総が消えたことで乗り手を失い、ディーバ基地に回収されている。

  • ベクター餓号機

    • Pilot灰吹陽

    陽の新たな乗機。壹号機と同型だが機体色は朱色で、各部に黒いラインが走っており、見た目の印象は異なる。他の機体とは異なり、文字文明の遺跡から発掘された残骸を修復したものであり、周辺に記されていた文字から『神話の破壊者』とも称される。本来は文字戦争の際にアクエリオンロゴスを破壊するために作られた存在であり、その使命は今でも消えずに残っている。

    これまで一度も起動したことはなく、研究に携わった者やテストパイロットは皆失踪し、表面洗浄に携わった者までも認識障害に陥ったといわれる曰くつきの機体で、ディーバサイゴン基地で厳密に保管されていた。M.J.B.K.『敵』との戦いの際、囚われた翼人・努虫両名の救出のため、やむなくサイゴン基地から搬送されることになったが、ロゴスの石碑を通じて餓号機と共鳴した陽が搬送を待たずにその場に呼び寄せ、そのまま乗り込んで出撃した。

    アクエリオンロゴスの搭乗者・ネスタの複製品である舞亜を喰らおうとしているが、陽が代わりに身を捧げることにより防がれている。読み方は「がごうき」。