型番:KBT00-M
メダロットシリーズを代表するKBT型メダロット。(正確にはカブトメダルに付けられた名前)イッキのパートナーとしてアニメの主役機にもなった彼は、いわばメダロット界のピ○チュウ。つまりもっとも有名なメダロットである。
型番:KXK00-M
メダロットSの主人公メダロットとなるKXK型は、KBT型とKWG型の長所を融合したカブクワ型メダロットです。その特徴を示すかのように、オッドアイが大きな特徴となっています。
このメダロットは、KWG型のような白、青、黒のカラーで構成されたスタイリッシュで近未来的なデザインが特徴です。腕パーツは左右で異なるデザインになっており、右腕は肩が銃口のようになっていて籠手部分がビーム砲、左腕は肩がソードのように鋭角的で籠手部分にハサミ状の武装がついています。また、頭部パーツは正面から見た際に斜め下に伸びる胸のパーツと、後頭部に向かって左右に伸びた頭部のツノが合わさって、『X(クロス)』のシルエットに見えるようになっています。
この機体は、双方の長所を取り入れたハイブリッド機として設計されており、格闘も射撃も安定してこなせるバランスの良さが特徴です。
型番:KWG10-M
サンジューロとは、ゲーム「メダロット」シリーズに登場するクワガタをモチーフにしたKWGシリーズのロボット機体で、初出は「メダロットDS」です。通称「ジュウ」として親しまれており、作中では主人公のアズマに「ジュウ」と呼ばれています。
この機体は、クワガタムシの他にも、懐から左手を出す武士がモチーフとなっており、左腕パーツには隠れたマニュピレータが内蔵され、胸部には掌の意匠が施されています。左腕は、先端のカバーを展開することでマニュピレータが露出する構造になっています。
頭部の「目」のように見える部分は感情を出力するためのコミュニケーションモニターで、その上にある小さな赤いライトのような部分が本物のアイカメラです。
戦術としては、頭部のコマンダーによって索敵と隠蔽の効果を付与し、左腕のサンダーで敵の動きを止め、ソードでトドメを刺すのが基本となります。なお、コマンダーの効果は作品によって異なります。
アークビートルの後継機。アニメ『メダロット魂』にて初登場し、後にゲーム版にも登場するようになりました。
この後継機は、両肩にブースターが追加され、シルエットがさらにごつくなっています。また、メダチェンジも可能となっており、変形能力を持つことが特徴です。ちなみに、ブースターは取り外し可能です。
しかし、アークビートルと比較すると、ゲームへの参戦頻度はやや低めです。
型番:FSL01-F
このメダロットは、魔女っ子型メダロットFSL00「ファンシーロール」の後継機です。武装構成や飛行型脚部、デザインなどを継承しつつ、一部の武装性能が差別化されています。ヒサキ同様、その可愛らしい見た目とは裏腹に、攻撃的な能力を持つことが特徴です。
このメダロットは、素早くバグを繰り出して相手の行動を止める頭部、全ての部位にダメージを与える右腕、そして絶対命中の左腕を持つ構成ですが、現環境では特化型の方が扱いやすい傾向にあります。そのため、左腕をサンダーやフリーズを使えるパーツに変えて格闘特化型にするのがおすすめです。
さらに、両腕をサンダーとフリーズにして、相手を徹底的に停止させる格闘機体という振り切ったコンセプトにするのも有効です。これにより、相手の行動を完全に封じつつ、強力な格闘攻撃を繰り出す戦術が可能となります。
メダロット2に初登場した、天使の輪と翼を持つ赤ん坊を模した、BAY型メダロット。メダロット2の隠しボスであり、ゴッドエンペラーに並ぶみんなのトラウマ。製作者はロボロボ団がメダロット社に潜り込ませたスパイ(ミニハンドルとかくれた白衣の人)で、彼の台詞と、ゴッドエンペラーを倒されたヘベレケ博士の様子から見ると、ヘベレケ博士に内緒で製作していたと思われる。
メダロッ島にあるロボロボ団アジトのラボ(ゴッドエンペラーとの最終決戦を行った場所の上の部屋)にある大きなコンピューターを調べると、戦うことができる。しかし、開幕メダフォースMAX状態なのは当然として、ゴッドエンペラーを僚機として連れていることや、混乱やフォース制御といった嫌らしい能力、強力なメダフォース『アズミレーション』と『テイクオーバー』、浮遊型にあるまじき超機動と装甲を持ち、ゴッドエンペラーより遥かに手強い。
本来はクリア後に戦うボスなのだが(攻略本でもクリア後で戦えるボスのように説明している)、あろうことかこのプリミティベビー、ゴッドエンペラー戦の直後でも戦える。ゴッドエンペラーとの死闘の果てに勝つことができ、安心して無防備にあちこち調べた途端、こいつと遭遇し虚しく散ったメダロッターもいるだろう。……セーブし忘れてもう一度ゴッドエンペラー戦からやり直しになったりしたら、心が折れても仕方がない。
しかし、彼を製作したスパイはゴッドエンペラーに細工をして暴走させたり、最終決戦後もさほど反省した様子を見せないが、彼の目の前でプリミティベビーを倒すと激しく取り乱して一泡吹かせることができるので、ゴッドエンペラー戦後に挑む価値はあるだろう。もちろん、挑む前にセーブするのを忘れずに。なお、メダロット弐COREでは、倒すと彼のパーツ一式を手に入れられる。