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ベクター餓号機

ベクター餓号機

陽の新たな乗機。壹号機と同型だが機体色は朱色で、各部に黒いラインが走っており、見た目の印象は異なる。他の機体とは異なり、文字文明の遺跡から発掘された残骸を修復したものであり、周辺に記されていた文字から『神話の破壊者』とも称される。本来は文字戦争の際にアクエリオンロゴスを破壊するために作られた存在であり、その使命は今でも消えずに残っている。

これまで一度も起動したことはなく、研究に携わった者やテストパイロットは皆失踪し、表面洗浄に携わった者までも認識障害に陥ったといわれる曰くつきの機体で、ディーバサイゴン基地で厳密に保管されていた。M.J.B.K.『敵』との戦いの際、囚われた翼人・努虫両名の救出のため、やむなくサイゴン基地から搬送されることになったが、ロゴスの石碑を通じて餓号機と共鳴した陽が搬送を待たずにその場に呼び寄せ、そのまま乗り込んで出撃した。

アクエリオンロゴスの搭乗者・ネスタの複製品である舞亜を喰らおうとしているが、陽が代わりに身を捧げることにより防がれている。読み方は「がごうき」。

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