- Work勇者指令ダグオン
- Height10.7 m
- Weight18.5 t
- Pilotライアン
機械生命体である剣星人で、「宇宙剣士」の異名を持つライアン。彼は故郷の剣星と20億の同胞を滅亡させたアーク星人を追い、復讐のために地球へとやって来た。当初、ライアンは故郷と同胞を失った悲しみと怒りから、「アーク星人への復讐のためなら地球人がどうなろうと関係ない」と言い切る復讐鬼そのものであり、目的を果たすためには手段を選ばず、周囲への被害も厭わなかった。さらに、自身の反物質反応炉で自爆し、アーク星人と相討ちにしようとするほどであった。
しかし、エンに何度も助けられ、彼らのダグオンとしてのチームワークと友情に触れることで、次第にかつての自分を思い出し、アルマー星人との戦いを経てダグオンの仲間となる。
ライアンは、武装のライアンバルカンやライアンフレアなどの技を持ち、さらに自らを剣に変形させて行う突進攻撃は強力で、ファイヤーブレードを超える強度と攻撃力を誇る。加えて、宇宙を旅していた経験から、異星人に関する豊富な知識を持ち、情報源としても活躍する。
ライアンにとって、彼を変えた最大の要因となったエンには特別な思いがあり、等身大戦・巨大戦ともに「俺を使え!」と参上し、自らが変形した剣を振るわせる。また、後にガンキッドの指導役として保護者となり、ガンキッドからは「おじさん」と呼ばれたが、本人は「まだ若い」と主張し、ガンキッドを弟のように可愛がりながら、根気よく指導している。
アーク星人を討った後、ライアンはエルバイン太陽系で生き延びていた同胞を探すために地球を離れるが、ゲドー戦の最中にガンキッドの泣き声が聞こえたと言って再び地球に戻ってくる。サルガッソ破壊後、エンとの友情を確認しながら、ガンキッドと共に再び地球を離れ、同胞のいるガリフナー星に向かった。一度目の旅立ちの際はダグオンメンバー全員に見送られ、二度目の旅立ちの際はマリアとルナも見送った。