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機体リスト
ヴァンドレッド

共收録 5 台の機体。
  • ヴァンドレッド・ディータ(蒼い巨人)

    • Pilotヒビキ・トカイ, ディータ・リーベライ

    この攻撃力に特化した形態は、3機の中で最もスペシャル蛮型の特徴を色濃く残した人型です。主な武器として、背部に装備された2門のクリスタルキャノンがあり、各腕にも装備可能です。また、これらのキャノンは取り外してツインランサーとして使用することもできます。

    この形態では、操縦シートは1つであり、ディータはヒビキの上に座る体勢で操縦を行います。

    この姿は、ディータが心に抱く「自分たち(メジェール)を助けてくれる宇宙人」という願いから顕在化したものです。

  • ヴァンドレッド・メイア(白い翼)

    • Pilotヒビキ・トカイ, メイア・ギズボーン

    この機動力に特化した形態は、ドレッドに近い形状を持ち、まるで宇宙を駆ける鳥のような姿をしています。必殺技は「ファイナル・ブレーク」で、嘴の先端にエネルギーを集中させて超高速で敵機を貫く攻撃です。

    コクピットには通常のシートはなく、ヒビキは前傾姿勢でコンソールに体重を預けるライディング体勢で操縦します。メイアはそのすぐ後ろに位置し、アメリカンバイクに似た仰け反るような体勢で操縦を行います。

    この形態の姿は、「自ら科した戒めのかごの中から解き放たれたい」という願望から顕在化したものです。

  • ヴァンドレッド・ジュラ(紅い爪)

    • Pilotヒビキ・トカイ, ジュラ・ベーシル・エルデン

    この防御力に特化した形態は、ジュラのドレッドの先端が開いたような、カニに近い姿をしています。装備として、ハンキング・アーム、大型レンズ型ビット1基、小型ビット8基があり、これらを使用して惑星1つを覆えるほど強力なバリアを展開することが可能です。大型レンズ型ビットには強力なトラクタービームが内蔵されており、第1期第9話ではこれを応用して惑星アンパトスの海水を大量に汲み上げ、敵のユリ型回収船の内部へ送り込んで撃破しています。また、各ビットから放たれるビームによる全方位攻撃も可能です。

    他の2機とは異なり、この形態ではヒビキとジュラのシートは別々で、遊園地のコーヒーカップのようにレール上を動く可動式になっています。

    この形態の強力なバリアとカニに近い姿は、「本当は弱い心根を取り繕う硬い殻」が元になっています。

  • スーパーヴァンドレッド

    • Pilotヒビキ・トカイ

    ヒビキ達の成長に応えたペークシスが誕生させたこの形態は、「ヴァンドレッド完全体」とも呼ばれる最強の合体形態です。ディータ、メイア、ジュラのSPドレッドノートに加え、ピョロを含む全機が融合・合体し、ヴァンドレッド・ディータを上回る巨人型となります。

    この完全体は、各ヴァンドレッドの能力を併せ持っており、状況に応じてヴァンドレッド・メイアに似た鳥形の「高速形態」、ヴァンドレッド・ジュラに似た「防御形態」などへ瞬時に変形することができます。基本となる巨人型の武器としては、掌から取り出す結晶剣や、左右大腿部に4基ずつ計8基装備されている小型円盤形状のビットがあります。このビットは、バリアを展開したりビーム攻撃を行うなど、多様な用途で使用できます。さらに、ビットは全形態で共通して使用可能です。

    第2期第12話では、高速形態時にビットを機体周囲に展開しながら、本体にエネルギーを収束させて強大な威力を持つビームを放つ場面が描かれています。この形態は本編で3回登場しました。

  • スペシャル蛮型(九十九式蛮型撲撃機 / ヴァンガード)

    • Pilotヒビキ・トカイ

    本来はタラークの新型主力量産機である「九十九式蛮型撲撃機」の1機が、ペークシスに取り込まれて変貌を遂げた特別な蛮型で、ヒビキ専用機となっています。機体色は黄色です。この蛮型は、ペークシスの影響によって一緒に取り込まれ改造されたディータ、メイア、ジュラのSPドレッドノートと融合・合体できるようになっています。武器として、十徳アックスや二十徳ソードを装備しています。

    ニル・ヴァーナには、他にもイカヅチに搭載されていたノーマルの蛮型が数機存在しており、これらもペークシスに取り込まれましたが、変化は起きませんでした。これらの蛮型は、地上活動時にドレッドノート隊のメンバーが各自のパーソナルカラーに染めて使用していました。

    なお、「ヴァンガード」という呼称は、メジェール側によるものです。