機体リスト

宇宙戦艦ティラミス

スバル・イチノセ専用機である純白の最新汎用人型兵器「デュランダル」は、スバルが搭乗することで、単騎で多数の敵戦力を殲滅できるほどの強力な戦力を有しています。時折、スバルの妄想によって等身大サイズになり、普通に会話したり日常を送ったりするシーンが描かれます（アニメではこの時の声を大塚明夫が担当しています）。

デュランダルの装備は非常に充実しており、ビームサーベルやサーベル型実体剣、ビームライフル、対拠点狙撃用の重射撃武器「D・フォトンランチャー」や「D・シールド」などが揃っています。一時的にリージュが乗ることもありますが、最終的にはスバルの専用機に戻ります。

デュランダルは核融合エンジンで動作しており、理論上は無限の動力を持っています。しかし、トラブルが発生すると全ての動作系統が停止し、操縦不能になります。それでも、外部からの警告ランプや生命維持装置、生活家電用の電力は確保されており、コックピット内にある電子レンジは動作可能です。

デュランダルおよびF・デュランダルの戦闘データを基にさらに改良されたこの機体は、スバル・イチノセ専用の隊長機として設計されています。機体には指示用のアンテナが取り付けられており、これにより機体同士での集団戦にも対応できるようになっています。

しかし、スバルが隊長に任命された際、過度なプレッシャーから突発的な奇行を起こしてしまい、その結果、スバルが操縦する前にアンテナが破損してしまいました。これにより、故障機体として戦場デビューするという不本意な結果となりました。

イスズ隊長機は、メトゥスの民の次世代機として開発されたもので、起動・操縦にはリモートキーが必要です。しかし、イスズのだらしない性格と根気の無い姿勢から、キーをカバンの奥底に放置してしまい、一時は紛失や盗難されたと勘違いする事態に陥りました。

この機体のコックピットは、ティラミスと同様に居住性が高く、リビング並みの広さを持っています。内部には最小限の家具しかなく、モノトーンで落ち着いたデザインが特徴です。また、クッキーの空き缶の中には、ミラからもらった手紙やマスコット人形が保管されている様子です。

この機体は、半獣型高機動形態「グリフォンモード」への変形が可能な可変機で、高い機動性を誇ります。しかし、「グリフォンモード」への変形中にデュランダル=ツヴァイに馬乗りにされ、頭部を損傷してしまい、その結果、作戦を中止せざるを得なくなりました。

リージュ・ルロワ専用の女性型汎用人型兵器は、胸部にミサイルを内蔵しています。一度、スバルが専用機デュランダルをリージュに奪われたことで理性を失いかけ、その結果、この機体の胸部を乳房と見立てて自ら揉みしだこうとしたため、大破してしまうという事件が発生しました。

その後、この機体は再びリージュ専用機として復活し、彼女の操縦によって戦場を駆け巡るようになりました。

フルモデルチェンジされたデュランダルは、量産型機としてスバル「達」の新たな愛機となりました。この新型デュランダルは、ボタン一つで巡航形態となるFフライヤーモードに変形できる機能を備えています。しかし、デュランダルとは操作の互換性がなく、操作系統がかなり複雑になっているため、パイロット達は新機能に習熟するのに苦労しました。特に、二画面分割によるテレビ中継投影やステータス画面表示など、多機能化が進んでいるものの、基本マニュアルの伝達が遅れたため、ティラミスのパイロット達ですら操作をマスターするのが困難だったようです。

F・デュランダルの操作マニュアルには、困ったときのための問い合わせサポートセンターの連絡先が記載されていますが、受付時間は月曜日から金曜日の09:00-18:00のみとなっており、サポート対応は営業時間内に限られています。さらに、サポートセンターの拠点は地球の某T都S区に所在している模様で、地球から離れた宇宙での緊急対応には不安が残る設定です。