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機体リスト
熱血最強ゴウザウラー

共收録 19 台の機体。
  • キングゴウザウラー

    • Height70.8 m
    • Weight366 t
    • Pilot峯崎拳一, 立花浩美, 朝岡しのぶ

    ゴウザウラーをはじめとする3体のザウラーロボが「超熱血合体」によって完成する超巨大ロボ、それがキングゴウザウラーである。

    この形態は、合体機械化獣の出現という危機に対応するため、教授の発案により新たな合体プログラムが開発された。当初のテストでは合体に失敗したものの、様々な困難を乗り越えて最終的にプログラムが完成し、超熱血合体の成功へと繋がった。

    合体は「キングゴウザウラー! 超熱血合体!!」の掛け声と共に開始され、3体のロボが上空に飛び上がってパーツごとに分離。ゴウザウラーの脚部にマグナザウラーのパーツ、腰と両腕にはグランザウラーのパーツが順次ドッキングしていく。最後に、グラントプスの頭部が兜を展開しながら胸部に合体することで、合体プロセスが完了する。

    この合体には、ザウラーズの全員が所定のポジションに正しく就いていることが条件となっており、誰か一人でも欠けていたり、配置が誤っている場合には合体自体が成立しないという制約がある。

  • マッハプテラ

    • Height34.1 m
    • Weight38 t
    • Pilot峯崎拳一

    プテラノドン型のザウラーロボ。出動時には、パイロットがザウラーバイクでコックピットまで移動し、戦闘機のようなレバー操作で操縦を行う。主な操縦者は拳一だが、他のメンバーも操縦可能で、劇中では教授が操縦を担当したこともある。

    この機体は翼竜プテラノドンの特性を引き継いでおり、ゴウザウラーを構成する3体のザウラーロボの中で唯一の飛行能力を持つ。高い推力を活かし、サンダーブラキオを運搬したこともある。パワーや防御力は軽量構造のため他機に劣るものの、その分高い機動性を生かした攻撃性能に優れている。

    主な武装には、両翼の爪から発射する「ブリットバルカン」、足先からチェーン付きの爪を打ち出す「トライアンカー」、トサカをブーメランのように飛ばす「ローリングヘッダー」などがある。さらに、両翼そのものも武器となっており、衝撃波を放つ「ショックウェーブ」や、翼で敵を斬り裂く「プテラスライサー」といった攻撃も可能である。

  • ランドステゴ

    • Height34.5 m
    • Weight40.5 t
    • Pilot立花浩美

    ステゴザウルス型のザウラーロボ。出動時にはザウラーカートを使ってコックピットへと移動し、ハンドルによる操縦で操作を行う。メインパイロットはひろみだが、作中ではエリーやクーコが操縦を担当した場面もある。

    この機体は剣竜ステゴザウルスの特徴である堅牢さを受け継ぎ、高い防御力を持つ重装甲ロボットとして設計されている。脚部を収納することでホバー走行が可能となり、地形を問わず機動できるのも特徴の一つ。

    主な武装には、左右の頬から発射される強力なミサイル「ステゴランチャー」、尾の先端に備えたキャノン砲「テールアパッチ」、さらに背びれをブーメランのように飛ばす「フィンカッター」がある。また、背びれは「ランドレーダー」として妨害電波の発信が可能な多機能装備としても設定されている。

    これらの装備に加え、重装甲とホバー機能を活かした体当たり攻撃も有効な戦術のひとつとなっている。

  • サンダーブラキオ

    • Height35 m
    • Weight59.8 t
    • Pilot朝岡しのぶ, 石田五郎

    ブラキオサウルス型のザウラーロボで、作中では拳一たちの前に最初に現れたザウラーロボでもあり、彼らを救い出すと同時に恐竜時代のエルドランの元へ導いた。

    この機体は、前述の2体とは異なり、操縦と火器管制が分かれており、メインパイロットのしのぶがコックピット、砲撃手の五郎が砲座にそれぞれ搭乗するという体制で運用されている。

    雷竜ブラキオサウルスの特性を引き継いだ巨大な体躯を持ち、強大なパワーと高火力を兼ね備えた重量級ロボット。ランドステゴと同様に、脚部を収納することでホバリング移動が可能となっている。

    主な武装は、口内から放つ拡散ミサイル「ブラキオニードル」、背中に装備された「サンダーキャノン」、さらに長い尾を使った強力な「テールアタック」などがある。また、ホバリング機能を活かした突撃による体当たり攻撃も得意とする。

  • ゴウザウラー

    • Height44.8 m
    • Weight120 t
    • Pilot峯崎拳一、立花浩美、朝岡しのぶ
  • マグナザウラー

    • Height42.6 m
    • Weight98 t
    • Pilot白金太郎

    マグナティラノが変形して完成する巨大ロボ。変形時の掛け声(キーボイス)は、初期には「熱血進化」が使用されていたが、第30話以降、グランザウラーの登場に合わせて「熱血変形」へと変更されている。パイロットは引き続き金太が務めているが、作中では洋二や五郎が操縦を担当した場面もある。なお、変形に伴いコックピットの構造も変化している。

    このロボットは、マグナティラノの尾部が変形した大型キャノン「マグナショット」を両肩に装備しているのが特徴。また、胸部からはマグマの力を秘めた剣「マグナブレード」を取り出して使用することができ、さらにクリスタル状のビーム「マグナボンバー」を胸部から発射するなど、多彩な攻撃手段を持っている。

    ゴウザウラーと同様に、平時は春風小学校の校舎と融合しており、内部には保健室も設置されている。

  • マグナティラノ

    • Weight100 t
    • Pilot白金太郎

    ティラノサウルス型のザウラーロボで、6,400万年前の火山のマグマの中から発見された機体。金太の命を懸けた行動によって復活し、その後は彼がパイロットとして操縦を担当するようになる。

    このロボットは暴君竜ティラノサウルスの力を受け継いでおり、恐竜形態のままでも高い戦闘能力を誇る。さらに、単体で人型形態に変形する機構を備えており、背中から展開されるバーニアによって飛行も可能とするなど、従来の3機のザウラーロボとは異なる独自の性能を持っている。

    主な武装には、胸部から放たれるビーム弾「ティラノスマッシャー」や、口からの火炎攻撃「ティラノファイヤー」がある。また、尻尾による連続攻撃、強力な腕力を活かした爪攻撃やかみつき攻撃も得意とし、近接戦にも高い適応力を持つ機体である。

  • マグナバスター

    • Pilot峯崎拳一, 立花浩美, 朝岡しのぶ

    マグナザウラーが「熱血武装」の掛け声によって変形する巨大砲台が、マグナバスターである。この形態は、ゴウザウラーの背面に合体することで完成し、圧倒的な破壊力を持つ必殺砲「ザウラー・ビッグ・バスター」を発射可能となる。発射時には、コックピットの天井から専用の発射装置が展開する構造になっている。

    マグナバスターはゴウザウラーと合体せずに単独で砲撃することも可能だが、その場合は発射後に姿勢を安定させることが難しくなるという欠点もある。

  • スーパーザウラージェット

    • Weight222 t
    • Pilot石田五郎

    ザウラージェットにマグナバスターが装着された形態で、マグナザウラー登場以降の基本スタイルとなっている。正式名称は「ジェットマグナザウラー」だが、作中ではこの形態になった後も一貫して「ザウラージェット」と呼ばれている。

    この形態では、マグナバスターの砲塔「ジェットショット」が折りたたみ式となっており、さらに合体による出力強化によって、大気圏を離脱する能力も獲得している。

  • グランザウラー

    • Height43.5 m
    • Weight148 t
    • Pilot火山洋二

    グラントプスが「熱血進化」の掛け声で変形し、完成する巨大ロボがグランザウラーである。名称は教授によって名付けられ、「大地の中から蘇った大地の使者」という意味が込められている。コックピットは他の2体と同様に頭部の目の奥に配置されており、操縦は洋二が担当。作中では拳一や五郎が操縦を行う場面もあった。

    このロボは、これまで登場した2体のロボを上回るパワーを持ち、さらに3段変形機構を備えた最新鋭のメカとして登場。主な武装には、大型の薙刀「ビッグランサー」、グラントプスの頭部を転用した盾「トリケラシールド」があり、さらに肩とスネには大型ミサイルランチャー「グランショット」が装備されている。加えて、胸部からはブーメラン型のクリスタル弾「グランボンバー」を放つことも可能。

    必殺技はビッグランサーを用いて繰り出す「ザウラーグランドスラッシュ」。また、グランザウラーも他のロボと同様、春風小学校の体育館と融合しており、内部には体育用具の倉庫なども完備されている。

  • グラントプス

    • Weight162 t
    • Pilot火山洋二

    トリケラトプス型のザウラーロボであるグラントプスは、角竜トリケラトプスの姿を模したフォルムを持つ。ランドステゴと同様に、脚部を格納してホバー走行が可能で、高い機動力を発揮する。

    主な武装には、口から噴射される高熱の火炎「トリケラファイヤー」、背中に備えられた2門のビーム砲「トリケラキャノン」、そして四肢の付け根から発射される「グランミサイル」がある。また、頭部の2本角からは「トリケラアロー」と呼ばれるビームを放つことができ、さらに角自体を射出して鎖で本体とつながったまま敵の動きを封じる「トリケラホーン」としての使用も可能。

    この機体はエルドランによって授けられた最後のザウラーロボであると同時に、地球人が開発したメカ「ボウエイガー」をベースとして誕生しており、トリケラトプス型のフォルムもその流れを受け継いだものである。

  • グランジェット

    • Weight148 t
    • Pilot火山洋二

    グランザウラーの飛行形態である「グランジェット」は、出動時に春風小学校の体育館が変形して発進態勢に入り、パイロットの洋二が搭乗したザウラークラフトとドッキングした後に離陸する。この後にスーパーザウラージェットが続いて発進するのが、グランザウラー加入以降の基本的な出動パターンとなっている。

  • ガクエンガー

    • Height82.3 m
    • Weight518.5 t
    • Pilot峯崎拳一, 立花浩美, 朝岡しのぶ, 白金太郎, 火山洋二

    物語の最終盤に登場した超熱血最強ロボット。エルドランから授けられた新たな力によって、キングゴウザウラーに春風小学校の全校舎が合体して誕生した姿である。

    武器として使用する巨大な剣は、巨大ボルトロボ軍団を一刀両断にし、両肩・両脚・腰に追加された装甲部分からは、キングランチャーを凌ぐ威力を持つ強力なミサイルを発射できる。さらに、前腕部を飛ばして攻撃することも可能となっている。

    機体内部には、防衛隊が開発した「物質復元装置」が搭載されており、その力を増幅して放つ復元光線は、地球に衝突しようとしていた月を元の軌道へ戻しただけでなく、機械化されていた太陽系全体を完全に復元する力を発揮した。

    その後、機械神との最終決戦にもこの形態で挑み、激しい戦いの末に機体は大破するが、核となっていたキングゴウザウラーは無事に残された。

  • ボウエイガー

    ザウラーズの協力のもと、防衛隊によって建造された恐竜型ロボット。設計は教授と秀三によるもので、二人が開発した永久機関を動力源としており、さらにゴウザウラーのデータも取り入れられている。主な武装は鼻の横から発射されるミサイル。また、将来的にはジェット形態や人型への変形機構も搭載される予定であった。

    完成後、操縦者の選定をめぐり教授が推薦する洋二と、武田長官の意向が対立。最終的には操縦勝負の末、長官が勝利して操縦を担当することになる。しかし初出撃となったハイパーデスボルトとの戦闘中に永久機関が停止し、機体が稼働不能に陥ってしまう。さらにその隙を突かれ、敵によって機械化獣へと変貌させられてしまった。

    この危機を打破するため、ゴウザウラーが動きを抑えた隙に洋二がコックピットへ乗り込み、機体のコントロールを奪還。しかし、その直後にハイパーデスボルトの攻撃で地割れへと転落してしまう。地中深くに眠る多くの恐竜たちのもとで、洋二はエルドランと出会い、その力によって機体は新たに「グラントプス」へと生まれ変わることとなった。

  • デスボルト

    • Height47.6 m
    • Weight146 t
    • Pilot電気王

    電気王専用の戦闘ロボで、彼の呼びかけに応じて機械化城から瞬時に現れる。操縦は、電気王が蛍光灯に変形し、ロボの口内にある操縦席に収まる形で行われる。

  • ハイパーデスボルト

    • Pilot電気王

    機械神に自らの戦いへの信念を否定され、さらにゴウザウラーとの戦いで重傷を負った電気王は、このまま帰還しても処刑される運命にあると悟る。覚悟を決めた彼は、もはや元の姿に戻れないことを承知の上でデスボルトと融合し、地球上の電気を吸収して「機械化魔人」へと変貌を遂げた。

    第25~26話では、ゴウザウラーおよびマグナザウラーを圧倒し、自身の信じた価値観こそが正しいと陶酔する。その後、操縦に苦戦し自信を失った洋二のグラントプスも追い詰めるが、拳一たちの叱咤激励により立ち直った洋二の反撃を受け、さらに傷ついたはずのゴウザウラーらの連携攻撃にも翻弄されてしまう。

    最後は、「人間どもには力よりも強い何かがあるというのか?!」と叫びながら、グランザウラーの必殺技を受けて倒された。

  • ギルターボ

    • Height48.2 m
    • Weight175 t
    • Pilotエンジン王

    エンジン王の愛機である機械巨人「ギルターボ」は、自我を持ち、エンジン王を「ファーザー」と呼ぶ存在。高い情報解析能力を備えており、口から放つ「機械卵」によって、あらゆる機械を機械化獣に変える力を持っている。ただし、エンジン王が搭乗していない場合は、長時間の稼働はできない。

    中島先生を拉致して帰還する途中で「心とは何か」と問いかけ、心という未知の概念を解析することをエンジン王に提案するが、彼は心の力を奪うことしか考えておらず、この提案は拒否される。その結果、ギルターボは不安を感じるようになる。

    月面でキングゴウザウラーと戦った際、中島先生の命を人質にしてザウラーズの怒りを引き出し、心の力を吸収することに成功するが、その過程で重傷を負う。エンジン王から休息を命じられた直後、機械神が放ったビーム攻撃からエンジン王を庇い、「心を解析できた」と言い残して崩壊した。

    崩壊後、残された頭部はメガキャッスル崩壊時に開いた時空の穴に飲み込まれ、恐竜時代に流れ着く。そこで原子王に回収され、後にダークゴウザウラーの製造へと繋がることとなる。ダークゴウザウラー撃破後、地球に異変が発生し、その中で人類の祖先である齧歯類がギルターボの頭部に避難し、彼らを守る役目を果たすことになる。

    年始の総集編では、機械神に化けたギーグが自動操縦で同型と思しきギルターボを操作していたが、この機体は非常に性能が低く、ビーストカイザーと合体した後でもザウラーズを苦しめることなく容易に倒されている。

  • ダークゴウザウラー

    • Height70.8 m
    • Pilot原子王

    ギルターボの頭脳から得られたデータを基に製造された、黒を基調としたカラーリングの複製キングゴウザウラー。その構造は単なるコピーではなく、オリジナルを凌ぐ性能を備えている。

    合体・変形能力もキングゴウザウラーと同様で、「超熱血合体」に対応する掛け声として「超鋼鉄合体」が使われる。合体前と合体後ではカラートーンが大きく変化するのも特徴で、武装もオリジナルと同等のものを搭載している。

    しかし、その忠実すぎる再現が仇となり、オリジナルと同じ弱点も引き継いでしまっていた。最終的には原子王と共に、ザウラーキングフィニッシュによって破壊された。