ある日、光る何かが宇宙より墜落し炎上、そこから6色の光が何処かへと飛び去った。その対岸の砂浜には、よろめきながら歩く蒼い髪の少女がいた。力尽きて倒れたその傍らには2つの携帯端末があり、そこへ助け寄る人影があった。
それから17年後のある日、人類の抹殺を目論む機械生命体ガルファの巨大要塞・螺旋城が月へと飛来した。要塞からは配下のロボット「機獣」が地球へと進軍を開始する。
星見町へ引っ越してきた少年・草薙北斗は、小学校の校庭で拳法の練習をする少年・出雲銀河と出会う。その直後、迎撃衛星を取り込んだ何機もの機獣が飛来し、町への攻撃を始める。家族が心配になった2人は帰宅を急ぐが、途中で泣いている迷子の少女を見つけ、それを救おうとする。機獣が彼らに狙いを定め攻撃するその刹那、床を割って巨大な青いロボットが現れ、驚く2人を自ら胸部のコクピットへと迎え入れた。それこそ、人類の希望『GEAR戦士電童』である。
