ガルガード

この魔装機は、16番目に完成した一面四臂の魔装機で、4本の腕を持ち、そのフォルムはグランヴェールに酷似しています。これは、外装を担当した設計者が同じであったためです。開発にはウェンディも関与しており、その設計思想はサイバスターに近く、非常にバランスの取れた性能を持ち、魔装機神に匹敵するほどの力を発揮します。

テストパイロットはファング・ザン・ビシアスが務め、初代パイロットはカークス・ザン・ヴァルハレヴィア、2代目はその息子であるザシュフォード・ザン・ヴァルハレヴィアです。

『EX』では、カークス軍にあるはずのこの機体にフェイルロード・グラン・ビルセイアが乗っている場面がありますが、彼の発言から、この機体にはろくな武装が施されていないことが明らかとなり、ガルガードに似て非なる機体であることが示唆されています（なお、『OG2nd』ではこの描写は削除されています）。

さらに、ザシュが一人前になった際には、ウェンディによるチューンナップが施される予定でありました。しかし、そのことが明らかになるのは、皮肉にもウェンディが亡くなるエンディングにおいてです。