
- Work機甲戦記ドラグナー
- Height17.9 m
- Weight66.1 t
- Pilotマイヨ・プラート
型式番号:XFMA-09
マイヨ・プラート専用のメタルアーマー。設計はラング・プラート博士が手がけ、FMA-04Bダインの完成と同時に開発が開始された。戦闘型MAとして火力・運動性・防御力の極限を追求して開発され、西暦2086年11月1日に実戦配備が始まった。
新型の関節バーニアを搭載し、極めて高い機動性を実現。また、レーダーやセンサーも偵察型に匹敵する性能を持ち、多彩な機能を備えている。胴体部の装甲には合成ゴムとシモーレックスを組み合わせた複合装甲が使われ、レールガンなどの運動エネルギーを吸収する柔軟性と、レーダー波を吸収するステルス性を両立している。背部には通信・索敵能力を強化したレーダー、左肩には広域レーザーセンサーが搭載されている。
本機は高性能実験機としての性格が強く、量産はされていないが、一部ではファルゲンの簡易型として「ゲルフ」が存在するとされ、ファルゲンはマイヨ専用のカスタム機であるとする説も存在する。なお、第33話で最初のファルゲンが破壊された後、マイヨは再び新たなファルゲンに搭乗しているが、その入手経路は明かされていない。
プラート博士はファルゲンの設計段階で、戦闘型メタルアーマーの性能向上には限界があると認識しており、火力・機動性・防御力のバランスを保つには一方を強化すれば他が犠牲になることから、特化型の性能やキャバリアーとの連携を視野に入れたドラグナーの開発へと移行している。
なお、ファルゲンの名称はドイツ語で「鷹」を意味する「ファルケン」に由来しており、デザインはゲルフと共に企画段階で描かれた主役機案をもとにしている。