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エヴァンゲリオン最終号機

エヴァンゲリオン最終号機

月からの剥離大地「ヨモツヒラサカ」を、S・エヴァが自らの心臓「高次元の窓」の暴走したエネルギー(サードインパクト)で受け止めた後、S・エヴァは消失した「旧セントラルドグマ」で改修を受け、伊吹マヤの手によって最終調整が行われた最後のエヴァンゲリオンとなりました。

この最終形態のエヴァンゲリオンは、サードインパクトのピークパワーである「ラスト0.82秒」分のエネルギーを、「時間制動」と呼称される「事象の地平線上に減速させた碇シンジの固有時間」でフルブレーキをかけて制御しています。この時間制動は碇シンジの余命を示しているとも言えますが、彼自身はもはや現実の存在ではなく、エヴァが見る夢として存在しています。ただし、現実の碇シンジが完全に消失したわけではなく、最終号機の内部にエントリープラグがあり、その中で時間凍結された状態で存在しています(そのため、プラグの排出は不可能です)。

最終号機は「時間を限りなく止めているだけで実際は制御不能の光の巨人」であり、セカンドインパクトを引き起こした第一使徒アダムのように光の翼を伸ばすことも可能です。

サードインパクトのパワーの制御は、伊吹マヤによって背部に取り付けられた4枚の肩パイロンからなる飛行ユニットのような拘束具によって行われます。この拘束具は、S・エヴァの胸部拘束装甲「量子波動ミラー」と同じ技術を使用しており、パイロンが位置を変えることでサードインパクトのパワーの使用量を調節します。

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