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FBz-99 ザウバーゲラン

FBz-99 ザウバーゲラン

2042年より配備が開始され、マクロス5船団に搭載されていたゼントラーディパイロット仕様の可変攻撃爆撃機VAB-2Dを改造したものと推定される大型可変戦闘爆撃機。劇中にはガビルが搭乗するFBz-99Gのみが登場し、おもにパンツァーゾルン部隊の指揮官機として運用される。推定配備数は72機。

両翼部分にエンジンと大型インテークを備え、その周囲に各種ビーム砲やミサイルランチャーを多数備えた重武装の機体で、さらに6基のハードポイントには60t超の追加兵装を装備できる。戦闘爆撃機形態と重バトロイド形態に変形し、ガウォーク形態はとらない。重バトロイド形態への変形時はエンジン部分と両翼部分が肩部をなし、底部のパルスレーザー砲が腕部となり、戦闘爆撃機形態では収納されているロータリーミサイルランチャーは露出された状態で胴体部分に現れる。パルスレーザー砲は重バトロイド形態でも使用可能で、人の手の形をしたマニピュレーターではなく3本のクローが展開されるため、エルガーゾルンやパンツァーゾルンのようなガンポッドは装備しない。エンジン後方のメインノズルは重バトロイド形態への変形時には80度下方へ向き、VTOL噴射も可能になる。

コクピット後方(重バトロイド形態時は頭部の角状の部分)に装備されたスピリチアスパーク砲は、パイロットのガビルがもつスピリチアエネルギーをエネルギー光弾に変えて発射する武器で、威力は高いが発射回数には限度がある。

横幅の広い全翼機のためコクピット内のスペースも広く、内部には脳波センサーが備えられ、プロトデビルンの弱点であるサウンドフォースのサウンドウェーブを反転消去、無効化するシステムも搭載されている。パイロットのガビルは身体に多数のサイバーコードを接続し、額の触角を機体に繋いだ状態で操縦する。

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