石の時代に築かれし天守より構成される胴体と、土の時代の総構を思わせる脚部。北条五代から徳川の世へ、関東を守りし者たちの魂と伝説の忍びの記憶が蘇る時、「総テヲ攘フ四牙之構ヱ(すべてをはらうしがのかまえ」があらゆる災いを斥ける。土から石へ、二つの時代を跨ぎ繋ぐオシロボット。