宇土櫓・小天守が合体した巨大な両腕から繰り出される圧倒的なパワー、清正愛用の片鎌槍から繰り出される一撃で川の流れをも変える必殺技「虎破流制撃（こはりゅうせいげき）」。 両脚には扇の勾配の石垣と飯田丸五階櫓による鉄壁の守り。最強の攻撃と最強の防御を併せ持つオシロボット。
備中櫓を胸部に、在りし日の天守は胴と両肩を構成。背後を守る防具は、壮大な一二三段の石垣を想起させる。背に負う翼が如き巨大ブースター群が輝く時、「鶴翼天翔（かくよくてんしょう）」白く美しき巨体は天へと舞い上がる。往時の雄姿を、想像の翼で羽ばたかせるオシロボット。
大天守を上半身に、連立式天守を構成する二之門櫓、乾櫓の前肢と、岡口門から伸びる後肢、四本の脚がもたらす抜群の機動性と安定性は砂地をも克服する。両手の爪による一撃「翔馬虎爪撃（しょうまこそうげき）」は神速にして回避不能。虎の威厳と白馬の優雅さを併せ持つオシロボット。
石の時代に築かれし天守より構成される胴体と、土の時代の総構を思わせる脚部。北条五代から徳川の世へ、関東を守りし者たちの魂と伝説の忍びの記憶が蘇る時、「総テヲ攘フ四牙之構ヱ（すべてをはらうしがのかまえ」があらゆる災いを斥ける。土から石へ、二つの時代を跨ぎ繋ぐオシロボット。
右肩には乾小天守、左肩と左肘には月見櫓と辰巳附櫓。脚部の意匠は国宝旧開智学校校舎。実戦の右と風雅の左、異なる二つの性質を併せ持つ漆黒の機体が放つは、清冽なる水の一撃「雅山水煌弾（がざんすいこうだん）」侍の矜持と風雅を愛する心、相反する心をも超える、美しき調和のオシロボット。
自然の岩山を巧みに取り込んだ石垣と五と六、二つの平櫓からなる強靭な脚部が支える本体は、小ぶりで可愛らしいが、侮ることなかれ。背に負いし守護神・三口の宝剣が閃く時、「臥牛快風（がぎゅうかいふう）」深く妖しき霧をも薙ぎ払う。小さき体に自然と人の叡智を詰め込んだオシロボット。
黒と金に彩られ、右腕に月見櫓、左腕に西手櫓、背には失われし大納戸櫓を負うその姿は、細身でありながらも力強さを感じさせる。「金烏桃源翔（きんうとうげんしょう）」それは夢か幻か…川面に踊る美しき舞が、心を惑わし魅了する！その美で、見るもの全てを虜にする、美しきオシロボット。
本丸御殿を思わせる装飾の数々と緑青色に彩られ姿はまさに豪華絢爛。両足には本丸を守る二つの隅櫓が配され守りも鉄壁。両肩にあがる名古屋城の象徴、巨大な金鯱が咆える時、無敵の結界「金鯱瀟咆陣（きんこしょうほうじん）」が発動する。圧倒的な存在感で全てを掌握する、王者のオシロボット。
胸部の伏見櫓と御湯殿、肩の月見櫓、胴体の天守南面から構成される白き姿の<不羈なる白>と、天守北面を覆う鉄板が如き黒き姿の<鉄壁の黒>、二つの形態を持ち、いかなる攻撃をも防ぐ無敵の盾「不羈鉄心（ふきてっしん）」を操る。自由なる魂と鉄の心を併せ持つオシロボット。
高出力を実現する背面ブースターは3つの小天守。化粧櫓と腹切丸の両腕が操る刀は大包平。白鷺の羽根が如く背に負う無数の白壁が揚羽の輝きを見せる時、必殺の雷光「白鷺烈閃（はくろれっせん）」が敵を薙ぎ払う。 何者をもひれ伏させる王者の風格を纏う、最強のオシロボット。
背に負う会津さざえ堂、翼のように展開された走り長屋、脚部の大腰掛け、複数の推進装置が高機動を実現。高速で襲いかかる薙刀の一撃「桜華烈衝斬」 細身で優美な外見から侮れば、手痛い反撃を受けることは必定。「利を求めず、義に生きる」会津の魂を体現するオシロボット。
両足を構成する水手御門渡櫓の水かきと、背中の御座船・飛龍丸が生み出す強力な海での推進力。両腕の月見櫓と艮櫓の先の巨大な爪から繰り出される一撃必殺のブロー「玉藻ニ游ブ龍ノ舞」 その愛らしい見た目とは裏腹に、海での戦いでは無敵の強さを誇るオシロボット。
