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SDF/C-108 マクロス・エリシオン

SDF/C-108 マクロス・エリシオン

ケイオス・ラグナ支部の拠点であるマクロス級戦艦。艦体規模は第一世代型マクロス級(約1,200メートル)とマクロス・クォーター級(約400メートル)の中間である800メートル級サイズで、強攻型(人型)は両腕がフライトデッキになった以外はクォーター級に近い形状となっている。

平時は強攻型の姿でバレッタシティに駐留しており、宇宙空間へ進出する際には要塞艦への変形(トランスフォーメーション)を行う。従来のマクロス級と同様に、両腕は個別の宇宙空母として分離・単独行動が可能。分離時にはドッキングポートそのものが簡易的な腕部となる。左腕部はΔ小隊の母艦であり、ワルキューレと共同作戦を遂行する空母「アイテール (CV/C-109)」。右腕部はα、β、γ小隊の母艦で主砲マクロス・キャノンに変形する空母「ヘーメラー (CV/C-110)」。両艦とも5本のカタパルトを持ち、艦載機の高速展開が可能。

強攻型ではアイテール艦首にピンポイントバリアを展開し「アイテール・アタック」という攻撃を行う。惑星ラグナにおける最終決戦で使用し、「星の神殿」の外壁を突き破る。内部にいる美雲の救出を目的としており、SDF-1マクロスの「ダイダロス・アタック」やマクロス・クォーターの「マクロス・アタック」のような艦載機の一斉射撃による対象の内部からの破壊は行われない。

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