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マジンガーZ + ジェットスクランダー

マジンガーZ + ジェットスクランダー

スミス博士のアドバイスのもと(第33話)、弓教授が開発したマジンガーZの飛行用オプションユニットです。このユニットの重さは1トン、翼の長さは左右合わせて18メートルです。ジャパニュームエネルギータンク、光子力ロケットエンジン、光子炉を内蔵し、光子力エネルギーで駆動します。初期にはZスクランダーとも呼ばれていました。

マジンガーZがジェットスクランダーを使用すると、最高飛行速度はマッハ3に達します(マッハ2.3を超えると空気抵抗を減少させるために翼が後退します)。限界高度は2万メートルです(以上、第41話)。ジェットスクランダーはジェット推進ではなく、光子力ロケットエンジンを使用するため、海中でも問題なく運用可能です(第78、84、86、91話など)。エンジン出力は非常に高く、右エンジンが完全に破壊された場合でも片肺飛行が可能であり、機動空戦を行うことができます(第50話)。また、切り離したエンジンの推力で電磁網を破ることもできます(第57話)。

パイルダーのダッシュボード内には誘導装置が収納されており、通常は「ジェットスクランダー!」のコールでマジンガーZの元に呼び寄せられます(第62話)。この描写から、音声認識機能を持つ可能性が示唆されています。誘導装置がオフのときは、光子力研究所から遠隔操作することも可能です(第62、82話など)。合体前のスクランダーとマジンガーZが連携することもでき、第87話では遠隔操作でサザンクロスナイフを放ち、地上のマジンガーZを援護しました。また第77話では、マジンガーZとは別の場所でスクランダー単独でグールを迎撃し、サザンクロスナイフを発射して空中戦を行いましたが、これが自立行動か遠隔操作によるものかは劇中では明確にされていません。

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