- Workガンダムビルドファイターズトライ
- Height19.86 m
- Weight73.3 t
- Pilotサカイ・ミナト, イサカ・ヒデオ, サトウ・ハルト
型式番号:最強機動
サカイ・ミナトが選手権用に製作した「HGUC ΖΖガンダム」の改造機。『ガンダムトライエイジ』に登場する「ガンダムトライゼータ」のスーパーロボット的要素を取り入れつつ、ミナトの趣味が反映された作り込みがなされている。
原典機と同様に機体を3機のメカに分離・変形させることが可能だが、各メカの形状は動物風にアレンジされており、合体方法も異なる。合体時は各メカのファイター3名が「レッツ・トライ・オン」と叫び、スーパーロボット的演出が盛り込まれた合体シーンを経て完成する。合体後は大型MAクラスと同じくファイター3人によって操作されるが、機体そのものは通常のHGサイズであるため、大型機としての利点はない。さらに、「複雑な合体機構により機体強度が犠牲になっている」とユウマから指摘されるが、ミナト自身はそれをロマンだとして意に介さない。ただし、各メカは単体でも充分な戦闘能力を有しており、合体時は「トライ・ファイターズ」の3機がかりの攻撃に押し勝つほどの出力を発揮する。合体中は機体の周囲にバリアを展開することで、合体中に攻撃される弱点を克服している。
武装は原典機と同じ額部のハイ・メガキャノンに加え、ロケットパンチのごとく撃ち出した両腕をガイドビームを介して遠隔操作する「アームドブースター」、リクトライオンの両目から発射されるビームを収束して撃ち出す「ライガーグレア」、両腕のウイングシールドを赤熱化させて敵を斬り裂く「ヒートウイング」、頭部アンテナをブーメランとして投擲する「ブーメランスタッガー」、背部に装備された2門の高出力ビーム砲「ダブルキャノネード」、蹴りと同時に脛前面のソラトライオンの爪で敵を捕縛して投げ飛ばす「ラプターブレイカー」と、遠近問わない多彩な武装を搭載している。
必殺技はソラトライオンの頭部とウミトライオンの尻尾が合体して完成する巨大ビームソード「超咆剣(ちょうほうけん)ハイパーミノフスキー・トライザン」。発動時はリクトライオンの口から発せられる球形のエネルギーフィールドで敵を拘束し、同じく口内に格納されたハイパーミノフスキーの柄を取り出して刀身を展開、「G」をかたどった3つの斬撃で敵を完全破壊する。
メカニックデザインは大河原邦男が担当。