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機体リスト
真ゲッターロボ 世界最後の日

共收録 9 台の機体。
  • 真ゲッター1

    • Height55 m
    • Weight220 t
    • Pilot流竜馬

    本作における設定では、真ドラゴン護衛用として1機のみ製造されたものとされている。

    13年前、早乙女博士の復活時に発射された重陽子ミサイルの落着を阻止すべく、流竜馬、神隼人、ゴウが搭乗し宇宙へ向かったが、スティンガーとコーウェンの妨害によりミサイルは早乙女研究所に落着。これにより地球はゲッター線で汚染され、周囲は壊滅的な被害を受けた。衝撃で真ゲッターはゲットマシンに分離し、竜馬だけが13年後の世界へと飛ばされてしまう。13年後、研究所跡にゴウと共に竜馬が現れ、そこに迷い込んだケイや車弁慶を乗せ、インベーダーとの本格的な戦いが始まった。弁慶が負傷した後、ガイが新たに搭乗し、3代目ゲッターチームが結成された。太平洋での決戦以降は、2代目ゲッターチームである竜馬、隼人、弁慶の3人が再び搭乗した。

    真ゲッターの性能は全般的に高いものの、圧倒的な戦力とは言えず、早乙女博士らが操るメタルビースト・ゲッターロボGとは互角の戦いを繰り広げた。作中終盤に登場した巨大インベーダー軍団との戦いでは苦戦を強いられた。

    劇中では、インベーダーの攻撃で何度も装甲が破壊され、その度にコクピット内で小規模な爆発が起こり、パイロットが負傷しているシーンが描かれており、強度はあまり高くないことが示されている。

    宇宙空間で使用されたゲッタービームは、周囲にゲッター線が満ちている影響もあり、一撃で大量のインベーダーを粉砕するほどの威力を発揮したが、その分、炉心の臨界によりチャージ時間が必要で、連続使用は不可能だった。

    最終話では、真ドラゴンとの連携攻撃「ファイナルゲッタービーム」「ファイナルゲッタートマホーク」を繰り出し、木星の衛星ごとインベーダーを殲滅したが、その余波で真ゲッターも両腕を失うなど甚大なダメージを受けた。その後、最終兵器「真シャインスパーク」のエネルギー増幅炉として稼働したが、ボロボロの真ゲッターはエネルギーに耐えきれず、光の中で崩壊し始めた。崩壊する中、竜馬たちはある目的に気づき、真ゲッターと共に時の狭間へと旅立っていった。

    本作では、真ゲッターロボは変形するごとに色が変わるようになっており、真ゲッター1は赤、真ゲッター2は白、真ゲッター3は黄色のカラーリングとなっている。また、『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』では、真ゲッター3に巴武蔵が搭乗する。

  • 真ゲッター2

    • Pilot神隼人

    真ゲッター2の武装は、ドリルテンペストとミラージュドリルが無くなり、その代わりにプラズマドリルハリケーンが実装された。

  • 真ゲッター3

    • Pilot巴 武蔵

    真ゲッター3の武装には、キャタピラ後部に新設されたコンテナからミサイルを一斉発射する「ミサイルストーム」が追加装備された。また、「大雪山おろし二段返し」が通常の「大雪山おろし」へと変更され、肩の「ゲッターミサイル」も「ゲッターホーミングミサイル」に変更された。さらに、「大雪山おろし」の際には、旧ゲッター3と同様に両腕が伸縮し、らせん状に敵を絡めて攻撃する特徴が引き継がれている。

  • 真ゲッタードラゴン

    • Pilot流竜馬

    真ゲッターのエネルギー増幅器として転用されたゲッタードラゴンは、車弁慶を乗せたまま暴走し、地中深くにもぐって繭を作り、ゲッター核分裂を起こしながら進化した姿。この姿は『ゲッターロボサーガ』の最後まで鍵となる存在として描かれる。ゲッタードラゴンの進化は、物語の中で重要な役割を果たし、ゲッター線によるさらなる変化や進化の象徴として登場する。

  • ブラックゲッター

    • Height38 m
    • Weight245 t
    • Pilot流竜馬

    13年後の未来に飛ばされた流竜馬が、月のゲッター線研究ラボ跡地に放棄されていた壊れたゲッターロボ(正確にはゲッター1)を独自に修理・改造し、戦闘能力、特に近接戦闘能力を格段にアップさせた機体。戦闘力はゲッターGに匹敵するものの、変形機構は省略されている。武装は、両拳のスパイクや左下腕部にむき出しで大型化されたカッター(書籍によっては「ゲッターレザー」)を装備し、さらにゲッタービームを搭載しており、流竜馬のスタイルに合わせて格闘戦を重視した設計となっている。

    本来は赤い機体色だったが、大気圏突入時の摩擦熱により塗装が焦げて黒色になったことが「ブラックゲッター」と名付けられた由来である。第10話では真ドラゴンの第2形態にゲッターエネルギーを吸い尽くされ、海上へ墜落。そのため、第10話以降の登場はない。

  • 真ドラゴン

    • Height6000 m
    • Pilot

    ゲッターロボGが無数に集合・合体して誕生したゲッターロボ。劇中で3度の進化を遂げ、最終形態では「真ドラゴン」「真ライガー」「真ポセイドン」の3形態への変形が可能となる。真ドラゴンの最終形態の下半身は、漫画版『ゲッターロボG』に登場したアトランティス製ロボット、ウザーラに酷似している。

    操縦は、真ドラゴンをゴウ、真ライガーをケイ、真ポセイドンをガイが担当。真ゲッターロボが手のひらに乗るほどの巨大なマシンであり、全長は6000m以上に及ぶ。三体のゲッターマシンに分離・合体するのではなく、中央の筒状部を中心に、各形態に必要なパーツが出現して変形する。具体的には、真ドラゴンは龍の首と尾、ゲッタードラゴンの上半身、真ライガーは巨大ドリルとロケット、ゲッターライガーの頭と足、真ポセイドンは巨大な右腕とフレイル状の左腕、ゲッターポセイドンの頭部とクローラー付きの脚部が変形の要素となっている。

    そのパワーは圧倒的で、ガニメデをゲッタービーム一撃で粉砕し、真ゲッターロボと協力して人工的にワームホールを生成し、空間跳躍を可能にしている。また、決戦兵器「真・シャインスパーク」を備え、最終決戦後には数万kmに及ぶ時空の裂け目を破壊する手段として使用。余波は次元の境界を越えて星を破壊するほどの威力を持っていたが、最後は空間跳躍の衝撃で大破してしまった。

  • ゲッターエンペラー

    • Pilot--

    最終話で登場するゲッターエンペラーは、真シャインスパークによって時空の裂け目に飛び込んだゲッターチームが出会った存在。艦内には流竜馬に似た男性(声:石川英郎)が立っており、彼はゲッターチームに「待っていた」と告げる。

    ゲッターエンペラーは原作漫画『真ゲッターロボ』が初出であり、以下は原作漫画版での設定に基づく記述である。

    • 合体前のゲットマシンからのビーム一発で、惑星ダビィーンの月ごと敵艦隊を粉砕するほどの破壊力を持つ。
    • 合体時にはビッグバンを凌ぐほどのエネルギー量が発生する。
    • ゲットマシン1機が惑星よりも大きく、合体時には周囲の惑星が潰されるほどの規模。
    • 戦いを経るごとに自己進化を行い、さらに強力になる。

    また、ゲッターエンペラーはワームホールを手で物理的に握りつぶすなど、力技も披露している。コミックに登場した姿は進化の途中段階であり、さらに巨大になることが示唆されていた。

    合体時の台詞から、この合体形態は「ゲッターエンペラー1」であることが判明しているが、ゲッター2やゲッター3に該当する機体の名称については不明である。