竜崎博士と和泉博士によって設計された惑星開発用の巨大トレーラー「トランザー」が変形して誕生するスーパーロボット。もともとは他の惑星でのテラフォーミングや地下都市建設のために開発された機体だったが、バーム星人との戦いに備えて戦闘用に改造された。
主な戦闘は空中戦が多く、物語終盤の小バーム解放戦では宇宙空間での戦闘にも対応。動力源には、惑星探査によって発見された未知の新エネルギー「ダイモライト」が使用されており、装甲には特殊素材「ダイモニウム」が用いられている。
パイロットは竜崎博士の息子・竜崎一矢で、彼専用の機体として脳波が登録されており、一矢の空手技術を活かすため、筋電流を増幅し操縦者の動きをそのままロボットに反映させる構造になっている。操縦桿は存在せず、上半身にはチューブ状のトレーサーが装着されて動作を伝え、下半身の動きは脳波によってコントロールされる。
ダイモスは、戦闘中に受けたダメージが操縦者にもフィードバックされる仕組みのため、一矢は攻撃を受けるたびに痛みや苦しみを感じていた。また、ロボットでありながら表情を持ち、技名の発声時には口が開いて動くのも特徴的。
両脚となる部分は空洞の貨物室になっており、武装や資材の輸送にも対応可能。固定武装は少なく、主にパイロットの体術による格闘戦に特化したロボットとなっている。