藤堂文書(とうどうもんじょ)に曰く: 城は戦のためにあらず、戦を起こさぬ為のものなり。 故に、戦わざるをもってよしとす。 されど、太平の世去り、再び災い迫りし時、 城が魂は、無垢なる者の呼び声に答え、 まことの姿を表すであろう。 「御城勃堵(オシロボット)」 そは、災いを打ち払う力なり。