機体構造は通常の「第3世代」の設計を踏襲しているが、換装ユニット「アジャイル・スラスタ」によって、世界的な基準でどのASにも当てはまらないコンセプトの機体となっている。また、換装する事で本体はそのままに機体性能がガラリと変わり、多目的に使用する事が出来る仕様となっている。アジャイル・スラスタによる極めてイレギュラーな機動を可能とするため、高出力のパラジウムリアクターとコンデンサを搭載し、高負荷に耐えるために高いフレーム剛性も備えている。それと引き換えに換装ユニット抜きでの本体重量と運動性は他の第3世代ASと比べてイマイチであり、本体のみの運動性ではZy-99Mシャドウに劣り、装甲防御力では第2世代の96式改の方が優れている。